コスモポリタンキャンパス(キッザニア SDGs プロジェクト)
共創チャレンジ
2023.11.08
法人
チーム名 | コスモポリタンキャンパス |
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現在の活動地域 国/地域 | 日本 大阪 |
活動テーマ | ////// |
「こどもが主役」のSDGs啓発活動に取り組む「キッザニア東京」「キッザニア甲子園」「キッザニア福岡」の企画・運営行うKCJ GROUPは、
2018年から中学生を対象に、4Cスキル(※)を育み、激変の時代を生き抜く力を身に付けることを目標にしたワークショップ
「コスモポリタンキャンパス」を実施し、テーマに「他者との共生」や「働くことの未来」など、その時代を象徴する社会課題を掲げてきました。
例えば、今回、TEAM EXPO 2025のメンバーと共に中学生を対象とした、ミライ×クリエイティブ・ワークショップを実施するなど、こども達の未来探索を大人がアシストし、描きたい未来を発信する場を共に創り上げます。
※アメリカで定義された「21世紀スキル」の中で提唱されているスキル。
創造(Creativity)、論理的思考(Critical Thinking)、対話(Communication)、協働(Collaboration)
キッザニア東京・キッザニア福岡と連携しながら、キッザニア甲子園がある関西を中心に活動していきます。
コスモポリタンキャンパスの理念に賛同し、こども達が主体的に発信し行動を起こすSDGs活動へ継続的に関わりたいと考えている方々。
大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」そしてキッザニアのテーマである「Get Ready for a Better World」
より良い未来のために、未来の主役であるこども達が大人と一緒になって活動することを軸に、未来と向き合う活動を展開していきます。
このチャレンジの投稿
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2023.11.01
「コスモポリタンキャンパス2023 with EXPO」レポート 中学生が「ありたい未来」をパビリオンで表現!
~より多くの方に読んでいただけるよう小学6年生迄に学習する漢字をもとに記事を掲載しております~ 2018年度から始まった対話型ワークショップ「コスモポリタンキャンパス」。2023年夏は「未来社会をデザインしよう!―大阪・関西万博へミライパビリオンを提案―」をテーマに、17名の中学生がそれぞれの思いえがくパビリオンをつくり出し、2025年に開さいする大阪・関西万博へ向けて発信しました。また本イベントは「大阪大学 いのち会議」と連けいし、いのち会議※活動の一環として発表会を2023年9月24日に行いました。 ワークショップ DAY 1 / 8月3日(木) 基調講演 :Between Nature and Architectureワークショップ:仲間と集う・対話をはじめる 講師: 建築家 大阪・関西万博会場デザインプロデューサー 藤本 壮介先生 【基調講演】これまで手がけてきた国内外の建築作品についてお話をいただいた後、こども時代の体験談や建築家を志したきっかけなどをうかがいました。 お話のあとは、参加者からたくさんの質問が出ました。【ワークショップ】自分がめざしたい未来を提示して、同じ未来へ向かいたい仲間を見つけてチームを結成。まとめとして、チームの“ありたい未来”を発表しました。 DAY 2 / 8月4日(金) グループワーク: ありたい未来を語る・えがく パビリオンのテーマを決定 講師: 株式会社三井住友銀行 関西成長戦略室 部長 林 俊武先生 大正時代に建築された三井住友銀行大阪本店の応接ロビーや貸金庫を見学した後、万博の歴史や意義、き業のSDGsの取り組みについて学びました。 ワークショップでは、DAY1で発表した“ありたい未来”に向けた課題を考え、それを解決するためのものや仕組みを取り入れたパビリオンイメージを発表しました。 DAY 3 / 8月7日(月) グループワーク:えがいた未来を「伝える」・「伝わる」 パビリオンのコンセプトを決定 講師: ロート製薬株式会社 広報・CSV推進部マネージャー 兼 万博連携プロジェクト 兼 未来社会デザイン室 徳永 達志先生 DAY1・2でえがいてきた、“ありたい未来”を「伝える」「伝わる」にはどうしたら良いのか?実際のマーケティング事例を交えながらお話をしていただきました。 ワークショップではDAY2で発表したパビリオンイメージから、作りたいパビリオンのアイデアを「伝わる」形で発信するためのテーマやコンセプトを決め、発表しました。 DAY 4・5 / 8月8日(火)・9日(水) グループワーク:ありたい未来を表現する パビリオンとしての表現を知る・つくる 講師: 大日本印刷株式会社 情報イノベーション事業部 EXPO事業推進・共創本部 事業共創部 共創推進室高見 未来先生・菊地 海帆先生・川上 遥生先生ドバイ万博などのてん示例を見せていただきながら、パビリオン内そうの表現方法について学びました。 また、「パビリオンでの体験を、する前と後で見た人の気持ちが変わることが大切」というお話を聞きました。 講師: アーティスト (TORA ILLUSTRATES) Moe Min先生Moe Min先生からアートを通じた自こ表現方法を学んだあと、花や動物のコラージュ制作やTinkerCad※を使ったパビリオンの外観作りにチャレンジしました。※TinkerCadとは?ワークショップでは、パビリオンの外観を作るチームと内そうを作るチームに分かれ、体験をした人にどう感じてほしいかなどを考えながらパビリオン全体を制作しました。最後には出来上がった 「ミライパビリオンシート」を提示しながら、各チームが中間発表を行いました。 ワークショップかん修国立大学法人 大阪大学 社会ソリューションイニシアティブ堂目 卓生先生・伊藤 武志先生・宮﨑 貴芳先生 発表会 9月24日(日) こちらが、参加者が作ったミライパビリオンの一部です。 パビリオン名:環境 with 2025内容: 3本の木でパビリオンを構成。 それぞれの木で地球温だん化対さくなどを提案していく。メンバー:aina, HASHIMOTO, Okizuchi, pen, Yukuto 5日間のワークショップを通じて、参加者はいろいろな発見があったようです。 参加者の感想を、ぜひごらんください。 参加者より今回の発表でしょう来自分がやっていきたいことについて考えることが出来たし、こういう未来にしたい!と思っても1人では出来ないから、みんなに伝える、共有するということが大切だということに気づくことができました。(キャンパスネーム:pen 中学3年生) 5日間みんなでがん張って仕上げたちょう大作だったので、発表はすごくきん張しました。今回のコスモポリタンキャンパスでは、たくさんの学びを得られたし、友達もできたし、何よりものすごく楽しかったです! (キャンパスネーム:Sakuno 中学2年生) 保護者様より本人は「ミライ」がテーマで建築もあんまり分からないし…と参加をなやんでいましたが、藤本先生のお話を聞いてから建築に対してもとても興味を持ち、建物を見に行ったり、藤本先生の本を図書館で借りたりと、視野が広がったようです。 講評国立大学法人 大阪大学 大阪大学総長補佐・社会ソリューションイニシアティブ長堂目 卓生先生今回、大阪大学中之島センターの「いのち共感ひろば」で中学生のみなさんと、真剣ながらも楽しくワークショップや発表会を行うことができ、大変嬉しく思いました。社会全体がこのような場になっていけば、そこからいろいろな良いアイデアが生まれてくると思いますし、そのアイデアをさまざまな人が真剣に受け止め、つながり合い、行動に移せば、明るい未来が実現すると思います。 ※大阪大学 いのち会議とは? コスモポリタンキャンパス2023 with EXPO参加者のがんばった様子を動画でもごらんください! また、発表時に使用したミライパビリオンのポスターは、コスモポリタンキャンパスに参加した大日本印刷と連携し、11月7日(火)よりグランフロント大阪内での展示も予定しております。 「コスモポリタンキャンパス」はこれからも正解のない時代をたくましく生きる力をこども達に育んでもらえるよう、プログラムをじっししていきます。 共催:国立大学法人 大阪大学 社会ソリューションイニシアティブ