探助(さがすけ)~次世代共創リーダー育成プロジェクト~
共創チャレンジ
2024.05.13
個人
チーム名 | うぇぽっく(Co-Lab-Gears 2020) |
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共創メンバー | きんぐ |
現在の活動地域 国/地域 | 日本 大阪 |
活動テーマ | / |
うぇぽっくでは、認知症の一人歩きによって行方不明になられた方の保護と、捜索を行います。具体的には地域のタクシー会社と連携し、GPSなどの位置情報端末を元に行方不明になられた方の場所まで迎えに行き、家まで安全に送り届けるといったサービスを検討しています。また、その位置を感知する媒体の1つとしてバスや巡回バスに顔認証機能のあるカメラを搭載した自動捜索システムも考案してます。
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今後、大阪万博が開催されることを踏まえ、大阪市全域においても顔認証システムによる一人歩きをしてしまう高齢者の発見とタクシー会社等の保護の体制構築を行いたいと考えています。そのための方法として、顔認証システムの有効性を検証し実際に運用してみることで、より多くの自治体にこのシステムに注目していただきたいと考えています。
高齢者、そしてその家族の不安をなくす自動捜索システム、保護サービスをつくるには様々な方の協力と意見が必要です。具体的にはコンビニや地域のお店、福祉施設の方に捜索システムのテストへのご協力や、タクシー会社さんからの企画案への意見、実証実験へのご協力を希望します。
この共創チャレンジを行うことで、認知症傾向があり一人歩きをしてしまう高齢者の発見及び保護を従来より容易に行うことが可能になります。そして、たとえ一る歩きをしてしまっても発見、保護をしてくれるという安心感を認知症傾向のある本人とその家族、及び支援者に与えることができます。それによって、たとえ認知症傾向があり、一人歩きなどの周辺症状が現れてしまっても、その本人や家族が生き生きと暮らすことのできる社会を構築できると考えており、これは「いのち輝く未来社会のデザイン」につながるものです。