めざせ アジアNo1の留学生都市

共創チャレンジ

2022.04.12

法人

チーム名留学生支援コンソーシアム大阪
共創メンバー田中 嘉一(公益財団法人 大阪観光局)、 牧野 輝彦(公益財団法人 大阪観光局)、 内村 朋弘(公益財団法人 大阪観光局)、 國守 正二(公益財団法人 大阪観光局)、山口 智子(公益財団法人 大阪観光局)、木村 絵里(公益財団法人 大阪観光局)、ヒルズ ジェームズ(公益財団法人 大阪観光局)、 日髙 ちひろ(公益財団法人 大阪観光局)、 近藤 佐知彦 (大阪大学)、西村 康司​ (学校法人 エール学園)、 吉田 圭輔(一般社団法人 Transcend-Learning)
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマこども、子育て、教育、次世代育成 / 観光、インバウンド / 地域活性化 / コミュニティ・まちづくり、住まい / 海外支援・協力、国際交流 /

私たちの共創チャレンジ

・留学生支援コンソーシアム大阪は、留学生にとって「住んでよし」「学んでよし」「働いてよし」の大阪の実現に向けて取り組みます。
・留学生のケアを提供することにより、大阪が「アジアNo.1の留学先」になるという高い目標を目指します。
・16のアクションプランを策定し、「オール大阪」で留学生の誘致・支援・活用・就労の入口から出口までの全体的な支援を行います。

未来への宣言

・大阪が留学生の夢が叶えられ、また一生忘れられない経験が提供できる「アジアNo.1の留学先」になることを目指します。
・大阪の取り組みにより、日本の他の地域にも同様のプロジェクトが広がり、外国人と日本人が共生できる、多様性(ダイバーシティおよびインクルージョン)ある未来社会を実現できるよう、全力を尽くします。

きっかけ

・留学生支援コンソーシアム大阪の事務局を担っている大阪観光局は、かねてより国内で初めて「学校交流コーディネーター」という担当者を設置するなど、海外と日本の学校の国際交流事業に力を入れてきた実績があります。 事実、大阪は訪日教育旅行の分野において、国内ダントツ1位となっています。
・留学生は極めて重要な役割を担っています。
留学生はインバウンドより大阪の経済に貢献することだけではなく、大阪の最大のアンバサダーにもなります。卒業後でも大阪の企業に就職したり、大阪で学生時代を過ごした留学生は一般観光客よりも大阪の魅力を理解してくれます。留学生が大阪の魅力を母国に発信することにより、母国では「大阪に行ってみたい」、「留学してみたい」と思う人を増やす力を持っています。
・また、留学生は社会的にも、文化的にも大阪に貢献しており、彼らも日本社会の重要な構成員であることを日本の方々にも知っていただきたい。さらに、留学生が過ごしやすい都市になることは、大阪が多様性都市として成長している証になると考える方です。
・そこで、この「大阪の大切なお客さん」である留学生をどのように支援すべきかを考えたところ、留学生のニーズを配慮するためにアンケート調査し、その結果に基づき、留学生の未来を輝かせる16のアクションプランを決定し、活動を開始しております。

取組の展開

今後展開したい地域・方法・「ALL大阪」で力を合わせて、大阪に来る留学生を支援し、留学生に対する情熱を持っている方・団体と関わることが重要であると考えています。

・また、日本のモデルケースとなることを目指しており、他地域とも連携ができればさらに様々な可能性が広がると確信しています。
共創を希望する方々留学生の支援に貢献できる行政・企業・団体・学生会等。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

①「力を与える」 ― 現在の留学生は将来のリーダーになる可能性があります。
留学生の支援をしっかりすることにより、留学生の能力を最大限に引き出し、彼らの夢に一歩近づくことができます。また、留学生にスポットライトを与えることにより、留学生が抱えている課題が知られるようになり、留学生のための支援機会が増えます。留学生が様々な体験・経験をすることにより、将来のビジョンがより明確になり、能力を発揮できるようになります。
   
②「つなぐ」 ― 日本人と留学生との国際交流は我々のプロジェクトにとってとても大きな柱です。
留学生と日本人との国際交流を促進することにより、日本人に海外文化に関心を持ってもらい、日本のグローバル化をさらに一歩進めることができます。その結果、留学生にとっては一生続く関係と一生忘れられない経験を得ることができます。これにより、取り組むことは人種、性別、文化、宗教に関係なく他国の文化を尊重し、それぞれの文化への理解につながります。
また、国際交流・理解が深まることで国境を超える社会が達成できると考えています。
さらに、この活動は、留学生の支援に取り組む行政・公共団体・民間企業・教育機関等の幅広い関係者とのパートナーシップにより実行するという特徴を持っていることも、万博のテーマに合致すると考えます。

SDGsとの関わり

SDG 4:大学改革に挑み、大阪の様々な教育機関の国際性を高めることにより、世界から評価される質の高い教育機関を作ることができます。また、奨学金や進学する手続に関する支援制度を整えることによって、日本の教育が受けられなかった留学生に質の高い教育を受ける機会を提供できます。

SDGs 10・16:留学生が日本で一生懸命頑張っている様子を発信し、日本人と留学生との国際交流を促進することにより、他国の文化の理解を深めることができます。その結果、留学生と親近感を高め、多様性の必要性の理解及び人種・国籍に関係なく、博愛の精神へ伝播を期待できます。 

現在の取り組み

留学生支援コンソーシアム大阪総会 (2021年2月18日開催)に4領域(誘致・支援・活用・就労)に渡る16のアクションプラン(別紙)の実施を決定済。

 

例:① ポータルサイト

10か国語で対応でき、留学期間中に役に立つ情報をワンストップで見つけられるようにしています。留学生が本当に信頼できる企業・団体のホワイトリストを作り、それらの情報を留学生に提供することを目指します。

 

例:② 外国人留学生エキスポ(8月)と留学生ウィーク (11月)

8月に留学生を主体とする外国人留学生エキスポを開催する予定。「留学生の支援」、「就職活動」、「文化体験」等に関わる事業者が出展する他に、日本人学生との国際交流ができる舞台にもなります。

11月に国際学生の日(11月17日)に合わせて世界最大の「留学生ウィーク」を開催する予定。留学生が日本人の大学生および高校生、また大阪に滞在している外国人との国際交流をテーマにしたイベント、また留学生が懸念している就労問題を緩和できる就職活動とネットワーキングにつながるイベントも開催します。

 

例:③ 大阪B&S(Brothers&Sisters)プログラム

留学生の力を活用できる新しい教育旅行コンテンツであり、留学生支援コンソーシアム大阪・大阪観光局・JTBの三者が一体なって立上げ、昨年11月に全国に向けて情報発信しました。

 

例:④ 留学生アンケート(2021年1月)

オンラインで1000人以上の留学生からのアンケート回答を取得。アンケート結果から留学生の困りごとを把握し、その対応策を16アクションプランにも反映させました。

 

連絡先

公益財団法人 大阪観光局 ヒルズ ジェームズ

James.hills@octb.jp