Re紙容器SDGsパビリオン

共創チャレンジ

2023.03.30

個人

チーム名チーム・エコライフはままつ
共創メンバー高根 美保 (NPO法人エコライフはままつ) 
長谷川 真 (日本製紙株式会社)
花嶋 温子 (大阪産業大学・准教授)  
鈴木 榮一 (廃棄物資源循環学会・環境学習施設研究部会) 
主な活動地域日本 / 静岡
活動テーマこども、子育て、教育、次世代育成 / 科学技術、バイオテクノロジー / 健康・医療(ライフサイエンス、ヘルスケア) / 地域活性化 / 海洋、水 / 生物多様性、自然環境、生物 / 農業、林業、水産業 / ものづくり、サービス / 生活用品、ファッション / コミュニティ・まちづくり、住まい / 環境、エネルギー / 循環型社会、サーキュラーエコノミー / 大阪・関西万博の内容周知、テーマや意義の発信 /

私たちの共創チャレンジ

 浜松市西部清掃工場の環境啓発施設「えこはま」では、浜松市の後援を得て、2021年度から実証実験として「使用済み紙容器のリサイクル」 事業を実施しています。
 日常で食品容器として使用された紙の多くは、環境マーク「紙」が記されていても、一般ごみとして焼却処分されています。実証実験では、それらの使用済み紙容器を、紙が本来持つリサイクル性を活かして再利用しています。焼却ごみの量を減らすとともに木質資源としての炭素固定に貢献し、使用済み紙容器のリサイクルをさらに広げるため、共創チャレンジとして本活動を継続します。

未来への宣言

 「使用済み紙容器のリサイクル」 活動を通して、持続可能な未来社会を目指しましょう!!

きっかけ

ごみ処理施設では、食品容器として使用された紙の多くが、環境マーク「紙」が記されていても、汚れや臭いの問題から一般ごみとして焼却処分されています。
 そこで、小学4年生の工場見学時には、ごみ減量・SDGsの行動「12」のリサイクル実践として、「使用済み紙容器のリサイクル」 を説明するようにしました。また、市民向けに「倫理的消費(エシカル消費)」として環境マークを知ること、またリサイクルに取り組む企業の優良事例の紹介もしてきました。
 さらに、防水加工された紙コップ等はポリエチレンが使用されていることから、市民向けのごみ拾い啓発事業として実施している「紙コップ拾い」が、マイクロプラスチックとして拡散することを防止し、ひいては海洋プラスチックを減らすことにつながると説明しています。
 こうした使用済み紙容器のリサイクルの取り組みから、地域の製紙メーカーが主軸に動きだし、浜松市の後援も得て、「使用済み紙容器のリサイクル」の実証実験が行われました。

【参 照】
 日本製紙㈱プレスリリース
https://www.nipponpapergroup.com/news/year/2021/news210324004845.html
 浜松市報道発表
https://ecolifehamamatsu.com/wp-content/uploads/27932f47701457a0e8f84909c69b8cf5.pdf
 日々の活動紹介
https://www.facebook.com/miraiproject
 活動報告 NPOサイト公開
https://ecolifehamamatsu.com/hamamatsu/#Paper_container_recycle

取組の展開

今後展開したい地域・方法[地 域] 静岡県浜松市、他
[方 法] 地域のみなさまとご一緒に、「使用済み紙容器」のリサイクルを学び、回収活動を推進しましょう。 ご一緒に、回収率向上の方策やプログラム検討、及び回収ボックス設置について考えましょう。
共創を希望する方々 次世代の子どもたちと共にSDGsを実施したい方、使用済み紙容器を排出する事業者のみなさま、本活動に共感いただける教育機関、公民館等の公共施設の皆さま、および関連する企業や団体の皆さまとの共創を希望しています。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

 新たな都市資源として紙製容器の有効利用から、もえるごみ削減、CO2排出量の削減、使い捨てプラスチックの削減等の循環型社会の実現を通じて、サステナブルな未来社会実現に貢献いたします。

SDGsとの関わり

 新たな都市資源として紙製容器の有効利用(SDGs11,12)、CO2排出量の削減、使い捨てプラスチックの削減等の循環型社会の実現(SDGs13)、という3つのSDGsを実感できる場を提供できます。

お問い合わせは、NPO法人エコライフはままつ(info@ecolifehamamatsu.com)へお願いいたします。