公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2023.03.30
法人
木から布を作る技術を開発し、「森林を守るために必要な伐採=間伐材」から様々な布製品を製作することにより、再生可能な資源の有効活用や林業の活性化と森づくりに貢献します。 また、大阪・阪南市から全国に先駆けて間伐の重要性を広く一般の消費者の皆様に理解してもらい、未来の世代のために森林を守る持続可能な循環型のシステムを構築し、他府県の企業にも呼びかけて全国展開をめざします。 さらに、このチャレンジ活動を多くの方に知ってもらい、大阪・関西万博の機運醸成につなげます。
地球にやさしいエコな素材『間伐材からできた糸(木糸)』の活用を通じて、カーボンニュートラルの実現をめざします。
天然資源である綿、ウール、シルクなどの原料は、ほとんどが輸入に頼っている中で、この間伐材を利用した和紙織物は、輸入に頼らず国内で生産可能な唯一の天然資源からなる、全く新しい素材です。国土の70%が森林と環境に恵まれた資源背景があります。しかし、間伐材は林業の空洞化で間伐してもコストがかかりすぎて放置されたままです。 株式会社和紙の布では、国産間伐材(針葉樹)を使用した100%の和紙で木糸の開発に成功しました。これらを有効利用することによって、林業と繊維産業のコラボを実現し、林業の活性化につながる仕組みの構築をめざしています。 阪南市では、令和4年5月に国から「SDGs未来都市」及び「自治体SDGsモデル事業」に選定され、カーボンニュートラルの先にあるCo-ベネフィット型未来都市の実現をめざしており、現在、阪南市をフィールドに様々な団体や企業などと共創チャレンジに取り組んでいます。 世界的に環境問題が注目されるなか、株式会社和紙の布と共創パートナーである阪南市が本活動に取り組むことで、シナジー効果が期待できることに加え、全国や世界のモデルケースとして横展開することで、繊維産業を通して炭素固定化などにより、地球環境保全などにつながるものと考えます。
本活動は、再生可能な資源の有効活用や、林業の活性化、カーボンニュートラルの実現に向けた取組などであることから、大阪・関西万博の主なテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」と親和性があるものと考えます。
本活動は、再生可能な資源の有効活用や、林業の活性化、カーボンニュートラルの実現に向けた取組などであることから、SDGsの「12:つくる責任つかう責任」、「13:気候変動に具体的な対策を」と「15:陸の豊かさを守ろう」につながるものと考えます。
阪南市 /
【問い合わせ先】
《阪南市》
未来創生部政策共創室 企画担当
電 話:072-471-5678
メール:seisaku@city.hannan.lg.jp
《株式会社和紙の布》
代 表:阿部 正登
電 話:072-473-3102
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