2025年9月18日(木)大阪・関西万博 フューチャーライフヴィレッジ TEAM EXPOパビリオン展示に参加しました。
西ゲートのさらに西にあるフューチャーライフヴィレッジで、大屋根リングからはかなり遠い場所でしたが、好天に恵まれ大勢の方にお越しいただきました。
ブースにお立ち寄りくださいました皆様、ありがとうございました。

共創チャレンジ「自然を支える土木プロジェクト~防災・減災をめざして~」として、「木を使う」「木を育てる」をテーマに生態系を活用した防災・減災(Eco-DRR・エコディーアールアール)やネイチャーポジティブ(自然再興)の実現にむけての提案を行いました。
ブースでは「木製ガードレール木景(こかげ)」と「直根苗(ちょっこんなえ)」の実物、動画を紹介しました。木製ガードレールを初めてご覧になった方も多く、道路景観の向上が得られるだけではなく、木材利用が放置林問題の解決となり水源涵養など森林の多面的機能の向上や地域活性化につながることを説明させていただきました。また直根苗の展示ではその根の長さに驚かれ、根の持つ力で山を強くするというこの共創チャレンジの取り組みに大勢の方よりご賛同いただきました。
また、グーグルフォームを使った環境や防災に関してのクイズ・アンケートには116名もの方が参加くださいました。私どもの活動に応援のお声をたくさんいただきました。近年の異常気象による影響については、94.8%の方が既に被害を受けたり不安を感じておられ、環境や防災に関して行政や企業に求めることとしては「自然災害を起こさないために適切な開発をしてほしい」「生態系を生かした森林の整備をしてほしい」などのご意見をいただき、来場者の方々の関心の高さをうかがうことができました。
一般の方々に広くこの共創チャレンジを知っていただく大変良い機会となりました。微力ですが今後も土木分野から環境を考える活動を続けてまいります。