和紙の原料になる、 『トロロアオイ』を収穫してきました!

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投稿者寿精版印刷株式会社
最終公開日時2023.11.29

トロロアオイ栽培地へ訪問

 

今年の夏に、芽掻きで訪問した「トロロアオイ」栽培農地へ伺いました。

 

 

今年の夏は良い天気が続き、例年より大きいものが多かったと農家の方も喜んでおられました。

 

これが「トロロアオイ」。土の中から立派な「根」が出てきた。

根の太さは、平均で直径約50mm

大きいもので直径70mm以上もありました

材料としては、上から約150mmと太い部分が使用される

 

「芽掻きをしたもの」「芽掻きをしていないもの」を栽培し、成長の差を確認をしました。

 

この「根」をつぶして出てくる粘液を「ネリ」と呼び、

薄くて丈夫で保存性に富んだ和紙の重要な役割を担う。

 

芽掻きを十分に行い、栄養をしっかり蓄えさせることで、商品としての「根」を作り出す

ことが実証できた。

 

2024年も、「トロロアオイ」の栽培に携わり、和紙文化の継承と展開に役立ちたいと思います。

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