※情報公開が可能になりましたので、過去にさかのぼり活動の報告をしていきます。
■パルプの開発
国産原料の生産減少に伴い、その希少性から価格が上がり、国外産の原料が増えています。
プロジェクトメンバー内で協議し、持続可能な原料となるような、材料を探すことにしました。
そこで、地場産業から材料になり得るものを探すことで、将来にわたり原料化できると考えました。
越前は、大麦の産地であることから、麦藁をパルプ化し原料になるかを研究、開発することにしました。
当社だけでは、研究・試作が持続的にできないため、地元農家さんや製紙会社さん、大学の研究室と共創し、和紙づくりの伝統技術に、現代の技術を掛け合わせ、いのちつなぐ持続可能なものづくり社会を目指していきます。
■農地の現場観察
福井県の越前市の農地にプロジェクトメンバーが訪問し、遊休農地を観察。
来期のパルプ化の検討に、この農地での栽培を検討していく。
この日は、良い天気に恵まれ、北陸地方ということで着込んできたが、少し汗ばむ陽気でした。
広い空の元、研究開発にこもる我々にとっては、心も開放的に・・・
大麦の栽培農家の方々と協議し、麦パルプ化開発を共創していくことになった。