越前和紙の材料開発。 パルプ化を目指し、農地を観察。

みんなの投稿

投稿者寿精版印刷株式会社
最終公開日時2023.12.04

情報公開が可能になりましたので、過去にさかのぼり活動の報告をしていきます

 

 

パルプの開発

 

国産原料の生産減少に伴い、その希少性から価格が上がり、国外産の原料が増えています。

 

プロジェクトメンバー内で協議し、持続可能な原料となるような、材料を探すことにしました。

 

そこで、地場産業から材料になり得るものを探すことで、将来にわたり原料化できると考えました。

 

越前は、大麦の産地であることから、麦藁をパルプ化し原料になるかを研究、開発することにしました。

 

当社だけでは、研究・試作が持続的にできないため、地元農家さんや製紙会社さん、大学研究室と共創し、和紙づくりの伝統技術に、現代の技術を掛け合わせ、いのちつなぐ持続可能なものづくり社会を目指していきます。

 

 

農地の現場観察

 

福井県の越前市の農地にプロジェクトメンバーが訪問し、遊休農地を観察。

来期のパルプ化の検討に、この農地での栽培を検討していく。

 

この日は、良い天気に恵まれ、北陸地方ということで着込んできたが、少し汗ばむ陽気でした。

 

広い空の元、研究開発にこもる我々にとっては、心も開放的に・・・

 

大麦の栽培農家の方々と協議し、麦パルプ化開発を共創していくことになった。

 

 

 

 

 

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