手漉き和紙の原料「ネリ」を生む、 『トロロアオイ』の産地に行ってきました!

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投稿者寿精版印刷株式会社
最終公開日時2023.08.09

トロロアオイとは・・・

 

紙漉きの材料の中でも重要な「ネリ」を生むトロロアオイ

楮や雁皮の繊維と一緒に、水に混ぜ「紙料」を作ります。この時に、粘りを出し、トロトロにする「ネリ」をつくるのが、トロロアオイの役目です。

この「ネリ」は、紙漉き簾の中で、繊維を均一に分散させ、へばりつかせる働きがあります。

「ネリ」が効いていないと、漉きにくくムラになり、紙干しする際に紙同士がくっつきます。

 

楮や雁皮、水と混ぜ、紙料にする。

 

 

産地を視察

 

見たことのない大きな葉。

今回、訪問した畑で、年間2-3t収穫量に及ぶ。

 

この土」が良いとのこと。

さらさらで、小石がない。

 

 

「芽かき」を体験

 

不要な新芽、わき芽を取り除き、頂芽に栄養を集中させる。

今年も良質な トロロアオイになりますように!

 

この下に、ネリを生む本体が埋まっている・・・。

 

草姿が低いため、常に中腰の作業でした。

作業時間は短かったが、手先に力を入れ、集中力もいるため大変な仕事だと実感。

 

 

▶次回は、トロロアオイの収穫時期に再訪し、土の中の本体を拝みたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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