善通寺市

共創パートナー

2023.12.07

地方×DX×共創 〜持続可能でワクワクする未来社会を、みんなで描く〜

 善通寺市は、「人と人がつながる 安心・安全で 日本一住みやすいまち」を目指し、対話と連携により、善通寺らしさを探求し、未来を創造する取組みを進めています。
 その活動の中で、理想とするまちの姿を実現するためには、「地域内の人」と「地域外の人」を分けるのではなく、地元目線や都市目線、若者目線やシニア目線など、多様な目線をもったプレイヤーによる対話と連携が重要だと痛感し、地域内外の協力者を幅広に巻き込む共創事業を進めることで、地方の明るい未来を描きたいと考えています。
 また、善通寺市は弘法大師空海の御誕生地であり、稀代のイノベーターであった空海にちなみ、新たな時代を切り拓くネクスト・イノベーターの育成にも力を入れています。
 そして、私たちが掲げる「地方×DX×共創」とは、DXと、それにより繋がる「人」の力により、持続可能で魅力的な地方の未来を描き、人材を育て、ワクワクする未来を実現するための取組みです。
 私たちは、共創パートナーとして、これまで培ってきた「つながり」を活かした共創チャレンジを創出し、多様な人々がつながり、理想とする未来社会を共に創り上げるムーブメントに主体的に参加します。

未来への宣言

 善通寺市は、様々な協力者との対話と連携を通じて、「世界中の人とつながる、魅力的で持続可能な地方」の実現に取り組みます!

きっかけ

 善通寺市は、「住んでみたい・住みつづけたいまち」をキャッチフレーズに、教育・子育て施策の充実を始めとする、「暮らしやすさ」を高めるための施策を実施してきました。その結果、住民アンケートにおいて79.8%の方が「住みつづけたい」と回答し、76.8%の方が「愛着を感じている」と回答しています。
 しかし、市の人口は緩やかに減少し、商店街のシャッター通り化や若者の都会への流出など、地方都市が共通して抱える問題に対し、有効な打開策を見いだせていません。
 そのような状況を打破するため、行政主導のまちづくりから、様々な協力者と連携する新たなまちづくりに転換し、「人と人がつながる 安心・安全で 日本一住みやすいまち」を本気で目指すための、地域社会の変革に繋がる抜本的な取組みとして、「地方×DX×共創」にチャレンジしています。
 令和4年8月には、市長を本部長(最高デジタル統括責任者)とする『デジタル田園都市「善通寺」推進本部』を設置すると共に、推進本部の直下で2つのプロジェクトチームを稼働させました。
 プロジェクトチームの一つである「地域社会のDX推進チーム(DCPT)」においては、地元香川や東京の企業・学校と連携し、地域の未来を担う子どもたちに、デジタル技術を身近に感じ、楽しんでもらうための「デジタル×○○○」の体験型イベント「デジZフェス‼(デジフェス‼)」を開催するなど、デジタル技術を活用しながら、ワクワクする未来のまちをみんなで創る活動を行っています。

創出・支援したい共創チャレンジ

・デジタルを活用し、子ども達に無限の可能性の扉を提供する「デジZフェス‼」をベースに、県内外を問わず幅広いセクターと連携する、共創のまちづくりチャレンジ
・ネクストイノベーターを輩出するための、人材育成に関するチャレンジ
・距離や時間の壁を越えて、多様なプレイヤーが「地方」のまちづくりに関わる仕組みづくり

提供できるリソース

フィールド 連携活動の場としてのリアル善通寺市
 インターネット上での連携活動の場としての「メタバース善通寺市(構築中)」
ネットワーク 2018年から「共創のまちづくり」に取り組んでいる、善通寺市×地域事業者×地域の学校×東京の専門学校×東京の企業の、共創ネットワーク
情報発信・PR善通寺市公式HP・SNS等を通じた情報発信

今後の展開

今後展開したい地域 善通寺市を起点としますが、「地方×DX×共創」のチャレンジに共感し、連携していただける地域が増えることを願っています。
 また、リアルでの展開に限らず、メタバース上での展開も視野に入れています。
共創を希望する方々「地方×DX×共創」のチャレンジに共感していただける企業・団体等

大阪・関西万博のテーマとの関わり

 DXと、それにより繋がる「人」の力により、持続可能で魅力的な地方の未来を描き、人材を育て、ワクワクする未来を実現するための取組みは、大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」と親和性が高いと考えています。

SDGsとの関わり

 「地方×DX×共創」のチャレンジは、様々な協力者との対話と連携を通じて、「世界中の人とつながる、魅力的で持続可能な地方」の実現に取り組むものですので、SDGsの17の目標の多くと関わりがありますが、特に、11番と17番との関りが深いと考えています。

善通寺市

 善通寺市は、香川県の西北部に位置し、南を琴平町、まんのう町、北を丸亀市、多度津町、西を三豊市に隣接する中讃地域の中核都市です。
 地形は平坦ですが、南に大麻山、西に五岳の山々を控え、東と北には平地が開けて讃岐平野に続いており、平地部を金倉川、弘田川が南北に貫流しています。
 市街地は、市のほぼ中央部を総本山善通寺からの拡がりをもって形成されており、中心部には陸上自衛隊善通寺駐屯地、独立行政法人国立病院機構四国こどもとおとなの医療センター、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構四国研究センター、大学などの公共機関等が多く立地し、独特な市街地を構成しています。
 市の面積は39.93平方キロメートルで、香川県の総面積の2.1%を占め、東西8.9km、南北7.96kmの行政区域を有しています。
 気候は、瀬戸内海気候に属しており、温暖寡雨で、冬期は比較的暖かく、平地での積雪はめったに見られません。
 「ほどよく田舎、ほどよく便利」な暮らしやすいまちです。

【お問い合わせ先】

善通寺市総務部政策課

TEL:0877-63-6303

FAX:0877-63-6351

E-mail:seisaku@city.zentsuji.kagawa.jp