JR東日本(TAKANAWA GATEWAY CITY)

共創パートナー

2023.12.07

TAKANAWA GATEWAY CITYの街づくりを通して地球規模の社会課題を解決していきます。

JR東日本が推進する、国内最大規模の「エキマチ一体のまちづくり」。開発コンセプトは「Global Gateway」。新しい街を「100年先の心豊かなくらしのための実験場」と位置づけて社会課題を解決するイノベーションを生み出します。
また、国史跡指定された高輪築堤に今なお残る、約150年前に日本ではじめて鉄道が走ったイノベーションの記憶を受け継ぎながら新たなビジネス・文化が生まれ続ける国際交流拠点となる街づくりを目指しています。

【TAKANAWA GATEWAY CITYの取組内容】
・次世代モビリティの実装
新しいテクノロジーが日々生まれる現代において、それらを人々のくらしに還元するには、実際に生活やビジネスに取り入れて、その利便性や効果を実感することが必要です。このため、実生活にどう落とし込み、どのように生活者にベネフィットを還元するかを探るフェーズが欠かせません。TAKANAWA GATEWAY CITYでは、実証実験を通して、生活者への還元の仕方や企業のマネタイズの方法を探っていきます。

・自律分散型社会の実現
新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、生活スタイルや働き方が大きく変化しました。場所・時間にとらわれない分散型社会への転換期を迎え、TAKANAWA GATEWAY CITYでは、新しいまちづくりを通して、多様な働き方や生活を創出する取組を行っています。従来の効率化重視の拠点集約型の社会から、場所や時間にとらわれない、柔軟性のある働き方やくらしを提供することで、生活者の利便性向上や社会全体の持続可能性の向上に貢献することが期待されます。

・ゼロカーボン・サステナブルへの挑戦
JR東日本では環境長期目標「ゼロカーボン・チャレンジ 2050」を策定し、CO2排出量「実質ゼロ」を目指しています。
東京都も「ゼロエミッション東京戦略」を公表し、ゼロカーボンは必須の目標です。TAKANAWA GATEWAY CITYでも、創エネ・省エネ・エネルギーマネジメントや再生可能エネルギー証書の活用によりCO2排出量「実質ゼロ」を実現し、環境先導のまちづくりを行います。これにより、環境負荷を低減しつつ、新しいビジネスモデルの創出につながることが期待されます。

未来への宣言

「100年先の心豊かな暮らし」を推進していきます。

きっかけ

新たな文化・ビジネスが生まれ続ける国際交流拠点として、パートナーとの共創・実験によって成長し続けるこの街を推進するため。

創出・支援したい共創チャレンジ

地球環境やダイバーシティなど、さまざまな課題について一緒に考え、この街から社会課題解決の糸口を見出す取組に共鳴する共創チャレンジの活動を、TAKANAWA GATEWAY CITYの機能を実験場として活用しながら支援いたします。

提供できるリソース

人材TAKANAWA GATEWAY CITYのプレーヤー
フィールドTAKANAWA GATEWAY CITY全体(駅・街・広場・コンベンション・カンファレンス等)
ネットワークTAKANAWA GATEWAY CITYの街づくりに参画いただいている企業・団体等
情報発信・PRTAKANAWA GATEWAY CITYのHP・SNS、JR東日本の媒体各種等

今後の展開

今後展開したい地域TAKANAWA GATEWAY CITYを基軸に、JR東日本のネットワークを活かし、日本中・世界中に拡げていきます。
共創を希望する方々TAKANAWA GATEWAY CITYのビジョンに賛同するすべての方の共創を希望します。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

「100年先の心豊かなくらしのための実験場」をテーマに掲げ、国内外の企業や学校や人が共創する場であるTAKANAWA GATEWAY CITYは、世界の英知を集めて社会課題について考える大阪・関西万博のビジョンに親和性が高いと感じました。

SDGsとの関わり

4:質の高い教育をみんなに
環境生命科学ラボ(仮称)で、スタートアップや大学と街の入居企業やパートナー企業を繋げ、ディープテックを活用したサービス開発に必要な機器等をそなえることで、主に環境・食・ヘルスケア分野の社会課題解決に取り組みます。

7:エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
街の商業施設の飲食店等から出る食品残渣を資源として再利用し、ゴミの減量に取り組むとともに、生成されたガスを燃料としてバイオガスボイラーに使用し、発生する熱を「JWマリオット・ホテル東京」の給湯に活用する試みに挑戦します。

11:住み続けられるまちづくりを
街の設備が持つデータを収集・分析するデータ基盤である都市OSを構築することで、ロボットプラットフォームと連携させ、ロボットによる混雑回避や回遊販売が可能になるなど、新しいサービスの創出が可能になります。

JR東日本(TAKANAWA GATEWAY CITY)

JR東日本は「Global Gateway」を開発コンセプトに掲げる「TAKANAWA GATEWAY CITY」の街づくりを推進しています。
このエリアは江戸時代に大木戸として江戸への「玄関口」の役割を担ってきた歴史を有し、明治期に日本で初めて鉄道が走った際に、日本技術と西洋技術との融合で高輪築堤というイノベーションを生み出した場所です。
東京国際空港にも好アクセスな立地特性を活かし、地域の歴史を継承しつつ、世界にイノベーションを発信する場として「Global Gateway」というコンセプトを掲げました。
分散型の新しい働き方・くらし方をつくるため、街を「100年先の心豊かなくらしのための実験場」と位置づけ、多様なパートナー、周辺地域の方々との共創により、地球規模の課題解決に取り組み続ける街づくりを目指していきます。
さらに、JR東日本のネットワークを活かし、日本中・世界中をつなぐ拠点として、新たなビジネス文化が生まれ続ける街を目指していきます。

他共創パートナー・チャレンジと連携し、「高輪」を拠点に交流を図りながら双方の繋がりを生み出します。また、大阪・関西万博終了後の「アフター万博」も、万博のスキームや繋がりなどのレガシーを継承し、「TEAM EXPO 2025」の取組みを引き続き推進していきます。「TEAM EXPO 2025」で集結したメンバー(共創パートナーと共創チャレンジ)と、TAKANAWA GATEWAY CITYの街の運営プレーヤーと共に、さまざまな地球規模の社会課題の解決に引き続き取り組んでいきます。