けいはんなで大阪・関西万博を考える会(略称「考える会」)

共創パートナー

2021.02.04

法人・団体の概要

「考える会」は本都市内外の主な公的研究機関や大学のトップクラスの有志からなる団体で、本都市が大阪・関西万博に如何に、連携・貢献できるかを考えるため設立された会です。事務局は、本都市の成長・発展に貢献するために、建設推進活動、情報発信事業、交流・立地促進事業等を展開する(公財)関西文化学術研究都市推進機構です。大阪・関西万博が目指すSDGsが達成される社会は、本都市が目指すビジョン「世界の未来への貢献」「知と文化の創造」を包括するものであり、大阪・関西万博との連携・貢献はビジョン実現への重要な取組のひとつと考えています。

法人・団体の所在地 国/地域

日本

創出・支援したい共創チャレンジ

ポストコロナ社会を踏まえ、グローバル化により生じる中央集権化や人・物の移動の拡大により発生するデメリット(人口集中によるパンデミックやエネルギーロス他)をグローバル社会とローカル社会の両立により克服するため並びに本都市の様々なステークホルダー(公的機関、民間企業、市民)及びそれと連携する地区内外の機関による、歴史・文化も含む様々な分野でのアイディアやリソースの実装に向け、例えば
・最先端の脳情報科学技術やロボット技術による時空を超える体験することなどにより、リスク分散型・循環型社会の実現化を図る取組
・同時通訳技術によるBeyond Boardersをコンセプトに世界中の人々が母国語で対話可能となることで、お互いの宗教・哲学や風土・環境の違いによる世界観の違いを相互理解する取組
・エネルギー循環・CO2循環等の循環型社会の実現に向けた取組
・本都市周辺の我が国を代表する歴史的資産や文化的風土と最先端技術との融合体験などの実現化を図る取組 などを支援していきます。

提供できるリソース

ネットワーク本都市内及びその周辺域の研究機関等
情報発信・PRPRツール(情報誌、HP等)
フィールド既存の市民・立地機関交流イベント等(出展や講演機会)

支援したい地域

本都市及びその周辺域の歴史・文化資源も活かした万博向けプロジェクトの支援

大阪・関西万博テーマとの関わり

本都市は我が国を代表するサイエンスシティとして「いのち輝く未来社会のデザイン」へサイエンスの分野で連携・貢献はもちろんのこと、歴史・文化的にも我が国の中心的な地域に位置しており、サイエンスと歴史・文化の融合による魅力的な体験が可能なエリアと考えています。また、奈良県立医科大学、MBTコンソーシアムの参画により医学的な見地に基づいたプロジェクトの創出も可能となっています。

支援している共創チャレンジ

  • 人と機械の調和による健康創出

    日本や世界が抱える社会問題を解決しなくては、万博のメインテーマである「いのち輝く未来社会」を実現できません。その解決のためには、「人生100年を健康で楽しく、過ごす」ことが必要であり、その方法の1例として、最先端の科学技術を用いた「人と機械の調和」による健康創出を提案し、取り組んでいきます。運動やスポーツをすることが苦手な子どもや大人にとっても、「楽しい」と感じることができる体を動かす体験・運動プログラム・科学的なデータ等を提供します。例えば、生まれつき足が遅い子はいません。走り方を修正すると全員足が速くなります。走動作の映像をハイスピードカメラで記録し、すぐにフィードバックするシステムを用いることによって、すぐに走り方が変わります。

    続きをみる