特定非営利活動法人インクルーシブデザインネットワーク

共創パートナー

2023.10.03

インクルーシブデザインEXPO2025プロジェクト

インクルーシブデザインネットワークは、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に賛同し、全ての多様な人々が公平に利益を享受できる「インクルーシブな社会」づくりを目指します。そのために、ユニバーサルデザインによるまちづくりやサービス、ものづくりの企画・開発支援や、心のバリアフリーによる人材育成など、以下の取組みを通して、共創チャレンジを生み出し、支援していきます。
・インクルーシブデザインコンサルティング
企業、自治体からの要望に応え、当法人メンバー(専門家)の知見・ユーザー(障害当事者)のネットワークにより、調査・評価・提案などの支援を提供。
・インクルーシブ・テーマトーク
インクルーシブデザインの情報共有の場、交流の場である講演会&ワークショップ。実践事例や、開発・評価手法等の最新情報の共有を図るとともに、参加者に共創の機会提供を行う。
・インクルーシブデザインアイデアソン
インクルーシブデザインの手法を活用したユーザー(障害当事者)参加型のアイデアワークショップ。ものづくりやサービスの企画・開発支援とともに、「インクルーシブな社会づくり」を担う人材の育成を行う。
・UD市民講座
地域の福祉教育活動への支援の一環として、複数の学校、学年の子どもたちを対象に、親子で参加できるUD講座を実施。
・子どもUD授業
小中学校向けのUD出前授業の実施。UDの基礎知識を学ぶ授業、高齢者・障害者の疑似体験、障害者講演などを通して、多様性やUDの必要性について理解を深めると共に、現状の課題に気づき、それを解決するアイデアを創り出す力を育てる。

未来への宣言

まちづくり‧サービス‧ものづくりの企画‧開発支援や、多様性を理解して解決策をプロデュースできる人材を育成することで、すべての人を包み込むインクルーシブな社会の実現に寄与していきます。

きっかけ

私たちは、企業のデザイナーとして、ユニバーサルデザインの視点で、ものづくりやまちづくりの提案、子どもたちの教育などを実施してきました。そういった活動を通して、デザイナーや障害者、生活者がつながって共に体験し、考えることが、これからの社会をよりよくするために重要だと思い、2018年に本法人を設立しました。
これまで関東を中心に、「インクルーシブデザインアイデアソン」や「子どもUD授業」などを実施し、オリンピック・パラリンピック組織委員会よりTOKYO2020応援プログラムの認証もいただきました。また2021年度からはインクルーシブ・テーマトーク(講演会&ワークショップ)を開始し、交流・共創の場づくりの提供をしています。今後、大阪・関西万博に相応しいテーマを設定し、交流や共創を深めることで、インクルーシブな社会づくりを担う人材を育成していきたいと考えています。

創出・支援したい共創チャレンジ

ワークショップや教育、人材交流など、次世代を担う人材育成に関する活動

提供できるリソース

人材インクルーシブデザインの知見を有する当法人メンバー(企業のデザイナー、大学教員など、専門性が高く実務経験の多い人材)、ユーザー(障害当事者)とそのネットワークにより、調査・評価・提案などの支援を提供します。
技術・ノウハウ企業・大学での研究活動に加え、北米の国際会議への参加・関係者への共有を行っています。
ネットワーク障害者団体やインクルーシブデザインに関連する団体・NPOとの情報交換や交流を行い、連携を深めています。
情報発信・PR法人ホームページ、SNSでの情報発信・共有及びメディアへの広報活動を予定しています。

今後の展開

今後展開したい地域大阪・関西を中心に日本全国
共創を希望する方々インクルーシブデザインに関心のある多くの人々(障害者、学生・学校、企業、自治体など)

大阪・関西万博のテーマとの関わり

大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」であり、目標はSDGsの達成とSociety5.0 の実現です。当法人が目指す「インクルーシブな社会」は、持続可能で、多様性(ダイバーシティ)と包摂(インクルージョン)のある社会であり、大阪・関西万博のテーマやSDGsの基本理念とも合致するものです。また、まちづくり‧サービス‧ものづくりの企画‧開発支援や実証の場を通して、多様性を理解して解決策をプロデュースできる人材を育成し、経済発展と社会的課題の解決を両立するSociety5.0 の実現に寄与していきます。

SDGsとの関わり

⑪住み続けられるまちづくりを:「インクルーシブデザインコンサルティング」、「インクルーシブ・テーマトーク」は、性別、障害の有無、人種等に関わらず、だれもが参加できる形で持続可能なまちづくりやサービスを提供するためのコンサルティングや共創の場を提供して支援するものです。
⑧働きがいも経済成長も:「インクルーシブデザインアイデアソン」は、企業の企画・開発者が障害当事者と共創することで、商品やサービスの価値をより高め、多様化やイノベーションの提案ができる人材を育成するプログラムです。
④質の高い教育をみんなに:「子どもUD授業」や「UD市民講座」は、性別、障害の有無、人種等に関わらず、だれもがインクルーシブな教育を受けられるような意識や環境づくりに寄与するものです。
その他、当法人が関連するのは、以下4項目があります。
③すべての人に健康と福祉を、⑩人や国の不平等をなくそう、⑫つくる責任 つかう責任、⑯平和と公正をすべての人に。

特定非営利活動法人インクルーシブデザインネットワーク

「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現に貢献するインクルーシブデザイン。 ダイバーシティの考え方に基づき、年齢、性別、障害の有無、人種などに関わらず、全ての多様な人々が公平に利益を享受できるように、ユニバーサルデザインによるまちづくりやサービス、ものづくりの企画・開発支援や、心のバリアフリーによる人材育成などの事業を行い、インクルーシブな社会づくりと福祉の向上に寄与することを目的とするNPO団体です。

問合せ先

特定非営利活動法人インクルーシブデザインネットワーク

メール:info@incl-design.net