吹田市

共創パートナー

2023.07.05

未来へつなぐ Suitable Life (スイタブルライフ)

 70 年万博開催の地である本市は、万博記念公園や太陽の塔のみならず、当時の高揚感が今もなお市民の心に強く残っている等 、70 年万博の様々なレガシーを有しています。
 また、 豊富な人材や情報、技術、施設を持つ6つの大学 ・研究機関との連携や、 北大阪健康医療都市(健都) を中心とした 医療 イノベーションと新しいライフスタイルで健康寿命の延伸をリードするまちづくりなど、 未来社会に向けた取組も進めています。
 これら本市の持つポテンシャルを生かし 、大学生等を中心とする 若い世代が主体となる取組や 、健康寿命の延伸に係る取組のほか、インクルーシブなにぎわい 作りに係る取組等まちの魅力や強みをさらに高めながら、 将来にわたって本市の新たな魅力 (レガシー)として根付くような 本市ならではの取組を支援し 、共創を実現します 。

未来への宣言

 変化の激しい時代にあっても、未来を見据えて様々な課題に対応するための取組を実 行し、 まちの魅力や強みをさらに高めながら、確実に将来世代へつなぎ、だれもが安心して健やかで快適に暮らし続けられるまちを目指します。

きっかけ

 かつて「 操車場 のまち」「ビールのまち」として発展した本市は、 70 年万博開催地として、 日本中を熱狂の渦に巻き込みました 。先の万博閉幕後、緑豊かな公園として整備された万博記念公園は、シンボルである太陽の塔とともに今もなお市民に愛される場所となり、 2025 年大阪・関西万博(以下「 2025 年万博」という)を見据えたイベントなどが数多く行われており、万博を契機に新たなにぎわいが創出されています 。
 2025年万博をシティプロモーションの好機ととらえ 、まち全体を盛り上げることができる様々な企画に取り組んでいきます。

創出・支援したい共創チャレンジ

 幅広い分野において市民も主体的に参加でき 、本市のシティプロモーションの目的 や、 2025 年万博のテーマやSDGsのゴールに沿った取組で、人と人、本市の魅力と人とをつなぎ 将来にわたって 本市の新たな魅力・レガシーとして根付くよう 民間企業 や大学 のもつ 技術力や 自由な発想 を生かし 、まち 全体のにぎわいが生まれる取組 等を創出・支援します。

提供できるリソース

ネットワーク本市では、包括連携協定を結ぶ企業や大学などのほか、協定の有無にかかわらず事業内容に応じて様々な企業・市民と連携 を行っており、ニーズに応じて提供します。
フィールド市内公園や文化スポーツ施設、コミュニティ施設などを活用できます。
なお、万博記念公園については大阪府保有施設ですが、共創パートナーとして活用に向けた支援を行います。
情報発信・PR「市報すいた」や「すいたん Twitter 」をはじめとする市公式 SNS 、「まちっと北摂」等の地域メディアなど、本市が現在活用している多様な媒体を活用しそれぞれの媒体の特色を 生かした情報発信を行います。

今後の展開

今後展開したい地域万博記念公園をフィールドとした取組のみならず、 市域全体に広がる取組を展開します。
共創を希望する方々・行政と共創することで更なる地域活性化や SDG sの推進に取組む企業や団体
・将来にわたって 引き続き本市内で活動を続ける意思のある企業や団体

大阪・関西万博のテーマとの関わり

 今あるまちの魅力や強みの高まりや新たな魅力の創出を人と人とのつながりの中で実現することは、市民一人ひとりの生活や社会 に潤いをもたらします 。
 本市の進める健康・医療のまちづくりなどとともに、 2025 年万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現できるものと考えます。

SDGsとの関わり

本市では、大学や企業との連携、健都内での産学官民の共創の取組など様々なステークホルダーとの共創をこれまでも行ってきました。大阪・関西万博を契機に今後もそれらを 継続的に推進することは、将来にわたって誰もが安心して住み続けることができるまちづくりを進めることに繋がります。

吹田市

 市制施行 80 周年を迎えた 2020 年に中核市となった本市は 、大阪府の北部に位置する人口 約 38 万人の都市 です。また、鉄道や高速道路などの交通網が発達しており、市の中心部までは大阪国際空港からは30 分、新大阪駅からは 5分とアクセスの良さが魅力です。
 本市の北部は、日本初の大規模ニュータウンである千里ニュータウンや 70 年万博の開催地である万博記念公園を有し、 緑豊かな環境が形成されるとともに、文化・レクリエーション施設や学術研究施設が集積しています。
 一方、 南部は 大阪市に隣接する立地条件の良さなどを背景に、産業機能の集積が見られ、また、かつて東洋一の操車場と言われた「吹田操車場」の跡地 は国立循環器病研究センターを核とした 北大阪健康医療都市(健都)へと生まれ変わり先進的な 健康・医療のまちづくりを進めているほか、歴史的な街並みの面影を今に残しています。
 今もなお人口が増加傾向にある本市は、地域ごとに異なる特色をあわせもち、これらの特色を生かしながらまちづくりを進めています。

【お問い合わせ先】

吹田市 都市魅力部 シティプロモーション推進室

電話:06-6318-6371

メール:city-pro@city.suita.osaka.jp

支援している共創チャレンジ

  • 遊ぶ健口トレーニング!スマホゲームで楽しく「健口から健康を!」

    世界に先駆けて、また未来を鑑みて、高齢者がオーラルフレイル(お口の虚弱)に陥らず、いつまでも「楽しい会話」「美味しい食事」が出来るような日本社会の構築にチャレンジします。 【会話の減少】高齢になると誰しも体操や散歩等をして「全身の健康」に気を配ります。しかし現役時代と最も異なるのが、会議やプレゼン等「会話をする機会が極端に減っている」ことです。しかしそのことに意外と気付けていません。「お口の衰え」を「オーラルフレイル」といいますが、口を動かさないでいると衰えていきます。そんなオーラルフレイルはなかなか気付きにくく、気付いた時には滑舌が悪くなっていたり/食べこぼしをしたりして、そのうち人前に出るのが恥ずかしくなり、結果、社会参加をしなくなっていきます。  【ゲームで健口】そこでお口が衰えないように、日々お口のトレーニングすべきですが、強制されない限りなかなかしません。そこで、“遊び”ながら実は無意識のうちに「お口をトレーニング」しているスマホのゲームアプリ、いわゆる「シリアスゲーム」と呼ばれるジャンルの「健口トレーニングアプリ」を着想しました。全国民が無料で遊べる健口トレーニングアプリの第一弾「PaTaKaRUSH(パタカラッシュ)」は現在(2024年2月)開発中ですが、「パタカラ体操」と「滑舌検査」といった口や舌のトレーニングと検査が一体化したゲームアプリです。「健口から健康を!」をスローガンに、「健口トレー二ング」を日本中で普及させるチャレンジをします。 *)シリアスゲーム:エンターテインメント性のみを目的とせず、教育や医療など社会課題の解決を主目的とするジャンルのゲーム。

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