NPO法人DeepPeople

共創パートナー

2023.06.08

デザインの力で社会を変える

私たちが考える「デザイン」は『かっこよく、かわいく、きれいに見せる』だけではなく、その目的・機能・用途を考え『問題を解決する』ことです。
現代社会には様々な課題があります。その社会課題は学生から大人までの誰もが意識すれば気づくことができ、社会をよりよくするチャンスであると思っています。そして、1人1人が社会課題を他人事ではなく、自分事として、自ら考え、行動していくことができれば、解決に繋がっていくと考えており、結果として誰一人として取り残されない社会を実現できると信じています。
そこで私たちは社会課題に対して、「デザイン手法」を用いて、企業・行政・教育機関とともに解決に向けて取り組んでいます。
そして社会課題を他人事ではなく、自分事として、自ら考え、行動していく人材育成として、学生から社会人、企業を対象にSDGsを中心とした人材育成プログラムの実施をしています。これらの活動を通じて社会を変えるような共創チャレンジを生み出していきます。

未来への宣言

誰一人残さない社会の実現を目指します。

きっかけ

当法人の活動は学生が関心のある環境問題をピックアップし、それを解決する商品開発の支援からスタートしました。現在は環境問題だけでなく、様々な社会課題の解決に取り組んでおり、またそれを解決したい人(小学生〜社会人まで)、会社のサポートをしています。
例えば、人材育成としては子どもの経済的貧困、心の貧困課題解決に取り組む「未来価値創造大学校」を運営していたり、若者のSDGsを達成するためのアイデア創出やアクション実施を応援する「関西SDGsユースアクション」の運営や、学生がSDGsについて学べる機会「SDGsインターンシップ」「キッズデザインSDGsアイデアソン」「SDGsサマースクール」を他のNPO法人や、企業、行政と組み毎年夏を中心に実施しています。
留学生の就職や進路サポート支援や、大阪商工会議所様や日本語学校とパートナーシップを組み起業支援も行なっています。環境問題の分野では「未来価値創造大学校」に通う学生が考案した「食べ残しNOゲーム」を活用した食品ロス削減啓発講座、イベントを実施しています。食品ロス削減啓発活動からつながった子ども食堂のサポートとして、福祉事業所の協力の元、事業所で作られた商品等を寄贈する「フードスマイリング」も実施しています。また大阪府様とは「なんでやろう?食品ロス」カードゲームを共同開発し、そのカードゲームを活用した食品ロス削減啓発を行う「もったいないやん活動隊」の育成もしています。このように社会課題の解決の実践から、その実践者のサポートを当法人は幅広く実施しています。

その他にも下記の取り組みを行なっています。
・企業のSDGs推進を応援するコンサルティング・研修実施
・社会課題を解決する社会起業家育成を支援する「Tomorrow for Japan(T4J)」実施
・大阪商工会議所様とエール学園様と組み、グローカル協議会として起業支援を実施
・中京いきいき市民活動センターにて、夏休み期間中の子どもたちにSDGs自由研究を実施。
・行政からのご依頼でSDGsに関する研修や修学旅行、イベントの企画提案を行い多数実施
・専門学校や講師として学生に向けてSDGs教育やSDGs講演会を実施
・関西テレビ放送様の扇町スクエアにて「SDGs出前授業博」を開催予定

創出・支援したい共創チャレンジ

SDGsの視点から新しい価値やサービス、商品を生み出すチャレンジを子どもから大人まで個人でも、団体でも海外の方でも共に共創、支援したいです。
・小中学生に対して未来価値創造大学校でアイデア創造し、実現までをサポート
・高校生以上の学生に対してSDGsインターンシップ等で新しいアイデアを創造し、実現までをサポート
・社会人に対して社会起業家としてチャレンジ
・企業、団体に対して社会に貢献する会社づくり

提供できるリソース

ネットワーク現場レベルでSDGsに取り組まれている様々な団体との繋がり。またSDGs教育に力を入れている学校や企業、子ども食堂や就労支援施設、福祉施設などの社会貢献をされている事業所様。SDGsへの取り組みを行なってきた行政とのつながり。
情報発信・PR自社ホームページ、インスタグラム、ツイッター、フェイスブック、プレスリリース
技術・ノウハウ教育プログラム、インターンシップ、コンサルティング、グラフィックデザイン、webデザイン、システムデザイン

今後の展開

今後展開したい地域自分たちだけではSDGs達成への取り組みの一歩が難しかったり、広がりがなかったりと悩んでいらっしゃる団体の方々と、私たちが共創パートナーとなることで具体的な活動に落とし込んだり、パートナーシップを組めそうな団体をご紹介します。イベントや研修、サポートを通じて信頼関係を結べている団体様を紹介したり、されたりしていく中で日本全国にSDGsへの取り組みを普及させていきたいです。
共創を希望する方々SDGs達成に本気で取り組みたいと考えている方、団体、企業。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

デザインの力で世界を変えるというコンセプトの中で、「人に優しい会社づくり」、「人に優しい人育て」「人や地球に優しい商品づくり」等をサポートしてきました。これらは地球上の全てのかけがえのない生命を大切にしたいという思いからきています。正に今回の万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」とも共通した考え方であり、共に創造し実現させていけるように取り組みます。

SDGsとの関わり

社会に貢献する人の育成に取り組む中で、特に個人や企業、団体の協働を支援しています。また、社会問題の一つに貧困の連鎖があると考えており、子どもの「心の貧困」、「経済的貧困」が解決されなければそれを断ち切ることが難しいと考えています。経済的理由に関係なく誰もが活躍できるチャンスを創ることや、学生と企業や団体と共創するイベントを開催したり、子ども食堂の支援をしたりしてきました。ディープピープルだけでは活動は広がりませんし、手の届く範囲は限られているため、多様な方々とパートナーシップを組んでいきたいと考えています。

NPO法人DeepPeople

2007年より大阪を拠点に活動をしています。社会にある課題を自ら考え行動し、解決していく人を育てる事で、よりよい社会の実現に貢献することが当団体の目的です。

ディープピープルでは「SDGs」という言葉が生まれる前、2007年から環境問題や福祉の課題など、様々な社会課題解決に向けて取り組んできました。私たち人間は自然に生かされた存在です。持続可能な地球、社会を作っていくためには一人一人が今の世界の現状を知り、解決方法を創造していくことが大切だと考えています。

しかしそれをゼロから一人で創造し、やり続けることはとても困難です。それぞれの想いを紡ぎ、よりよい社会の実現に向けて共に行動を起こしましょう!

 

お問い合わせ

NPO法人Deeppeople[ディープピープル]

Mail e-mc2@deeppeople.jp

550-0003

大阪府大阪市西区京町堀2-5-16うつぼGIZAビル3階B

TEL 06-6447-7791

FAX  06-6447-7792

URL. http://www.deeppeople.jp/

 

支援している共創チャレンジ

  • 使うツールは部活です。年齢を超えて健康とワクワクでつながるまちづくりプロジェクト

    交通安全のマスコット作りと交通安全活動で、中学部活とシニア部活をつなぎ、まち共通の小さなトピックを提供します。 その後シニアとジュニアのつながりを趣味の部活※で年々継承していき、新旧住民のつながりが少なく水災に弱いまちに共助の空気感を浸透させ、減災をミライで実現させる試みです。 ※文化部(家庭科部、美術部)での交通安全コラボが定着後、シニアの憧れるテニスなど運動部でスピンオフコラボを考えています

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  • シザーケースワーカープロジェクト

    美容業界・福祉事業所・革職人・大学生が共同で開発した「人と地球にやさしい”シザーケース”」の取り組みに共感し、さらなる発展に協力してくださる方々を増やしたいと考えています。 このシザーケースは皮製品なので、メンテナンスを行うことで長く使用することができる上に、パーツの組み合わせで出来上がっているので、もし一部が破れてしまっても、その部分のみ取り替えることができるので長く使うことができます。また、製造方法をシンプルにしたので、福祉事業所で商品を製造することが可能になると共に、工賃が大幅にアップするため、障がいがある方々の職業の選択肢の一つになります。それに加え、障がいがある方が革製品の製造に携わることで、革職人の後継者不足も解消されます。その為、このシザーケースを通して美容師、革職人、障がいがある方、若者が主体的に豊かで持続可能な未来を作ることができると考えています。

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