日向市

共創パートナー

2023.06.08

法人・団体の概要

 日向市は宮崎県の北東部に位置する港湾工業都市です。海岸部は、日豊海岸国定公園の南端に位置し、リアス式海岸と白砂青松の砂浜が織りなす海岸線は、自然の創り出した芸術とも言える景観の連続となっています。  気候は温暖で、年間平均気温は約17度と、降雪をみることはほとんどありません。年間平均湿度は70%前後で、年間降水量は2,000ミリメートルを超えていますが、一方、日照時間も2,000時間を超えるなど、晴天に恵まれた地域です。  市域面積は、336.95平方キロメートル、人口は58,246人(令和5年1月1日の現住人口)で、県内では4番目の人口規模となっています。

法人・団体の所在地 国/地域

日本 宮崎

創出・支援したい共創チャレンジ

 日向市では、共創型ワーケーションを通じて、市民と県内外の方々が交流しながら地域課題について話し合う地域課題解決型アイデアソンやさまざまな実証実験を行っています。
 多様な人材がワーケーションをきっかけに日向市を訪れ、市民を含めたさまざまな人々と交わることで新たな価値観が創造されたり、新しい文化が形成される未来の実現に向け、幅広い分野における共創チャレンジを創出・支援するとともに、それらをモデルケースとして、全国の共創パートナーやその他の地域へと波及させていく取り組みを推進していきます。

提供できるリソース

人材 ワーケーションの受け入れに携わる市民をはじめ、これまでにワーケーションを通じて日向市との関わりを持った延べ1,100名を超える個人や団体・企業に所属する人材と連携した取り組みを調整します。
ネットワーク 官民で組織する「日向市ワーケーション推進会議」、ワーケーションの受け入れに携わる市内の施設や団体が登録する「日向市ワーケーション協力施設・団体」、「ワーケーション共創に向けた包括連携協定」締結企業、「ワーケーションパートナーシップ協定」締結企業など、さまざまな連携先とのネットワークを構築しています。
フィールド 市が所有する公共施設等はもちろんですが、336.95キロ平方メートルの広大な市域面積に対し日向市駅を中心とする半径3kmの範囲に人口のおよそ8割が居住する機能的なコンパクトなまち並みや、海・山・川の距離が近く短時間で移動が可能な地理的好条件を活かした利便性の高いフィールドを「実証実験の場」として提供できます。

支援したい地域

 日向市の共創型ワーケーションをはじめとした共創の取り組みが市内全域へと広がるとともに、大阪・関西万博への参画を通じて、国内の賛同してもらえる地域、そして世界へとそれらの取り組みを発信し、連携できればと思います。

大阪・関西万博テーマとの関わり

 日向市は、総合計画の重点戦略を「若者と女性に選ばれるまち”日向”未来づくり戦略」と定めるとともに、横断的な目標に「Society5.0の推進」、「地方創生SDGsの実現」を掲げ、まちづくりを進めています。これらは、大阪・関西万博が掲げるテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」とも共通する取り組みであり、大阪・関西万博への参画により日向市の目標の実現に大きく寄与することが期待されます。また、共創型ワーケーションを通じたさまざまな実証実験を推進する日向市にとって、大阪・関西万博のコンセプトである「People's Living Lab(未来社会の実験場)」は親和性も高く、参画を通じた国内・世界への情報発信などを含め、多くの相乗効果が期待できます。