株式会社URテラス

共創パートナー

2023.02.09

誰もが暮らしやすい社会の実現に向けて

当社は、2021年3月に認定を受けた特例子会社です。発達障がいや精神障がいを持つスタッフが多く在籍しています。社内での障がいへの理解は進んできていますが、まだまだ世間では障がいに対するイメージは良いものではない時もあります。
そこで私たちは、“障がい”を特別視するのではなく、当たり前なものにしていく社会を目指していきたいと考えます。障がいの特性は本当に多種多様です。それを一括りに考えている世間のイメージを変えたいと考えています。
そのために、障がいを持つスタッフの話や私たちの関わり方等、当事者としての情報を伝えていきます。また、障がいを持つ人と関わる機会を作れるような共創チャレンジ作りや、そういった活動を支援していきます。
そして、同時に、障がいを持つ人が住みやすい社会の実現も目指していきます。
就労支援施設等と連携して新しい製品を開発し雇用の場所を生み出したり、発達障がいに特化したアプリの開発を行っていきたいと考えています。完成したアプリは、オープンソースとして皆様に開放して障がいを持った方が企業で働く際に使ってもらえるようにします。このアプリが、見えない障がいを持つ方々の為になり生きやすい社会に繋がっていく事、そして、アプリが広がっていく事で、お互いに思いやりを持った行動ができるようになり、誰一人取り残されないような社会を実現していきたいと考えます。

未来への宣言

今の社会で「障がい」という言葉には、どこかマイナスのイメージが付きまとっていると思います。
障がいを持つ人を見かけた時、距離を置いてしまう方も多いのではないのでしょうか?
そんな風に自分には関係ないと遠ざけていくのではなく、皆が思いやりを持って助け合っていく温かい社会を作っていきたいと考えます。
また、「障がい」は目に見えるものばかりではありません。発達障がいや精神障がい等、目に見えない障がいもたくさんあります。そういった障がいを知らずに、無意識に傷つけている事があるかもしれません。
「知らないからしょうがない」を無くしていけるように、障がいに関する情報を発信したり、実際の当事者の声を届ける活動を行っていきたいと考えます。そうした活動を通して、障がいの有無に関わらず、誰もがいのちを輝かせられる社会を作ります!

きっかけ

2021年3月に特例子会社として認定され、現在まで様々な活動を行ってきました。
社内でも最初は「障がい」という言葉が先行して、あまり良いイメージがありませんでした。
しかし、自分たちを知ってもらう活動を続けていく事で、「障がい」に対するイメージが実際とは異なる事に気付いてもらう事ができました。そのおかげで、今ではたくさんの部署から新規業務をいただいたり、URテラスだからできる事を依頼してもらえるようになりました。
この活動をもっと広めていく事で、障がいを持つ人たちだけでなく、世界の多様な人々が暮らしやすい世界を作っていけるのではないかと考え、情報を発信することを決意しました。

創出・支援したい共創チャレンジ

誰もがいのち輝く社会の実現に向けて、業種問わず、企業や団体、個人がつながり、情報やお互いの考えを共有したり、新しいものを生み出す機会を創出していきます。また、こういった活動を行っている団体・企業の支援を行いたいと考えます。
・企業・イベント・学校・支援施設などへの講師活動(実施場所に応じて、人形劇や手話を使用して行う)
・障がい者雇用について、障がい者の働き方についての情報発信
・発達障がいの方に向けたアプリの開発

提供できるリソース

情報発信・PR当社SNS(Instagram,Youtube等)による情報発信
技術・ノウハウ雇用管理で気を付けている事や実際の当事者の声を届ける等、
特例子会社としての知識を生かした技術・ノウハウの提供

今後の展開

今後展開したい地域まずは大阪を中心とした関西エリアを中心に、そこからオンラインを含めた全国各地での取り組みを広めていきたいと考えています。
共創を希望する方々業種や業界は問いません。取り組みに共感していただけるパートナーとのチャレンジ創出を目指します。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

わたしたちは、特例子会社として様々な障がいを持つ方と関わってきました。
実際に関わる中で障がいに対しての考え方も変わりました。
こういった実際に感じた考え方を伝えていく事や当事者と関わる事で、社会の人たちに今までと少しでも違った意識を持ってもらえ、社会にも新たな価値観が生まれると考えています。
そのように社会の目を変えていく事が、一人一人が活き活きと暮らしやすい社会を実現する事に繋がり、大阪・関西万博の「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマにも繋がっていくのではないかと考えます。

SDGsとの関わり

「8 働きがいも経済成長も」
情報を発信する事で、多様な人々が働きがいのある仕事をできるような社会を目指します。
「10 人や国の不平等をなくそう」
すべての人が、社会的、経済的に取り残されないような世界を作るために、
障がいを持つ人と関わる機会を作り、今ある価値観を変えていきたいと考えています。
「11 住み続けられるまちづくりを」
障がい者を自分には関係ないと遠ざけていくのではなく、困っていたら助け合ったり、
皆が思いやりを持って助け合っていく社会を作るために当事者の声を届ける活動を行いたいと考えています。

株式会社URテラス

株式会社URテラスは、障がい者雇用の推進と拡大を目的に設立した株式会社アーバンリサーチの特例子会社です。 事務代行業を始め、商品製作等も行っており、障がい特性を持ったスタッフが日々自分たちの強みを活かして働いています。たくさんの笑顔が集まり、それが太陽になる。 働くみんなが前向きにチャレンジできる場所、笑顔になれる場所を目指しています。

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  ■お問い合わせ■

  株式会社URテラス

  TEL:06-6445-7033

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支援している共創チャレンジ

  • 障がい者差別のない平等な情報社会の実現

    大阪・関西万博のメイン会場でもある大阪から、未来社会のデザインとする「ホームページのバリアフリー化」を推進し、日本の情報社会を平等に利用できるためのWebアクセシビリティのファシリテーターとして牽引する大阪モデルを世界へ発信する活動。 Activities to disseminate the Osaka model to the world from Osaka, the main venue of the Osaka-Kansai Expo, promoting "barrier-free websites" as the design of the future society and leading as a facilitator of web accessibility for equal access to Japan's information society.

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