未来への宣言
今後、個人の活動起点は金銭的インセンティブから、社会活動や共創で得られるソーシャルキャピタルへと変化していくでしょう。企業や団体の事業ニーズも、利益の追及よりも社会の共感を軸に展開されるコラボレーションやオープンイノベーションの創出といったコレクティブ・インパクトの実現へと変わりつつあります。新たな社会的価値を創出したいというニーズの高まりが感じられる今般、信用や共感に基づくコミュニティの評価経済を構築し、地域を越えて多様な人々が集まり、一人ひとりが輝く未来を醸成したいと考えています。
きっかけ
共同代表の山本と難波は、クラウドの黎明期にGoogle、Nvidia、TESLAなど、テクノロジー企業のローカライゼーションに従事しました。全国47都道府県へ実際に足を運びコミュニティマーケティングを基盤としたプロモーション活動を実施する中で、各地域の商習慣に適した施策のカスタマイズが必要である一方、ビジネスユーザーが抱える課題には多くの共通項があり、総じて課題解決のノウハウの汎化と課題解決の取り組み自体を共創型に変えていくことが望まれている、という市場のインサイトを発見しました。
また、外資系テクノロジー企業や日本のスタートアップ企業を中心に、ユーザーコミュニティ黎明期からコミュニティの企画、プロデュース、運用を行ってきた経験から、Java等のエンジニア向けの共助コミュニティをビジネスにも適用する「課題解決 ×ユーザーコミュニティ」の仕組みを構想。テイラーワークスを創業し、コミュニティアプリ「Tailor Works」の開発・運営に至りました。
現在は、地域・組織・事業など、様々な用途で共助型コミュニティを組成し、コミュニティのオーナーとメンバーのソーシャルキャピタル醸成と社会実装を支援しています。
創出・支援したい共創チャレンジ
各地の事業会社や自治体、教育機関などが一緒になり、新たな価値創出を目指す、次のような取り組みを支援します。
例)
・大阪・関西万博を見据えた公民共創の促進
・産業エコシステム創出プロジェクト
・大学発ベンチャーや大学の研究シーズと企業とをつなぎ協業を促進する取り組み
・建設業界とスタートアップ企業の価値共創を目指す取り組み
大阪・関西万博のテーマとの関わり
「いのち輝く未来社会」の実現のためには、人と人のつながりがとても重要であると考えています。個人や団体がやりたいことを旗として掲げることで、その旗に共感する仲間が集まり、あらゆる場所でつながりが生まれます。一つ一つのつながりが予想もしていなかったアイデアを生んだり、新たな取り組みを進めるきっかけを創ります。このつながりづくりに私たちは貢献します。
株式会社テイラーワークス
テイラーワークスは、「世界を変えるつながりを創る」をミッションに、「ひらめきにときめく社会」をビジョンに掲げ、コミュニティアプリ「Tailor Works」やコミュニティ運営ノウハウを市場に提供しているコミュニティプラットフォーマーです。
オープンイノベーション関連の施策や社会課題解決、共創プラットフォーム構築など、課題解決やコラボレーションをテーマにしたエコシステム創出と、コミュニティコンサルティング支援を手掛けています。