東京アートサポートセンターRights(ライツ)

共創パートナー

2022.11.08

法人・団体の概要

東京アートサポートセンターRights(ライツ)は、東京都中野区にある社会福祉法人愛成会が運営し、東京都障害者芸術活動基盤整備事業の補助を受けて活動しています。 1958年の創立からご利用者様と共に地域づくり・街づくりへ寄与する取り組みを行っている社会福祉法人愛成会は、社会福祉事業を行うとともに、公益事業を担う部署として2012年に法人企画事業部を開設しました。 芸術文化を主とした活動をする法人企画事業部では、アール・ブリュット(※1)の普及啓発や誰でも参加できる地域に開いたアトリエなどを開催するほか、東京アートサポートセンターRightsを設置して(※2)、障害のある人の芸術文化活動の普及支援をしています。 ※1:アール・ブリュット(Art Brut)とは、フランスの芸術家ジャン・デュビュッフェ(1901-1985)が提唱した概念であり、専門的な美術教育を受けていない人々が、内なる衝動から独自の発想と表現方法によって生み出す芸術作品を指します。アール(Art)は「芸術」、ブリュット(Brut)は「磨かれていない(加工していない)生のままの」という意味を持ち、「生(き)の芸術」とも呼ばれています。 ※2:2014年に「東京アール・ブリュットサポートセンターRights」として設置、2022年に現センター名に改名しました。

法人・団体の所在地 国/地域

日本 東京

創出・支援したい共創チャレンジ

次のチャレンジを生み出します。
・障害のある人の表現活動にまつわる権利を守る支援・研修
・障害のある人の表現活動を支える人材の育成
・福祉や芸術、公共施設、文化施設、まちづくりなど様々な人がつながるネットワークづくり
・障害のある人の作品や表現を発表する機会

提供できるリソース

ネットワーク都内の福祉関係者のネットワークのほか、全国で同様の活動を行っている団体とのネットワーク
2021年度には、当センターの声がけにより八王子市において福祉施設、長池公園、八王子駅北口商店会、染工場などの人々による「かてかてアート展実行委員会」が結成されました。八王子の人々が、障害のある人の作品にふと立ち寄ったところで出合えるよう、セレオ八王子北館や八王子市長池公園自然館、カフェなどの店舗や事務所で開催。計27の会場で、160名による300点を超える作品が展示されました。
情報発信・PR当センターのウェブサイト、Facebook(フォロワー1,160人)、Instagram(フォロワー692人)
障害のある人の芸術文化活動に関する情報を発信しています。展覧会やイベント、研修会、作品公募などの情報のほか、美術展や演奏会、演劇、映画などの鑑賞サポートの情報や、障害者による表現活動を訪問取材したレポートも掲載しています。

支援したい地域

都内での活動を主にしながら全国にも目を向け、多分野の人びととつながり連携をして取り組みを広げていきます。

大阪・関西万博テーマとの関わり

障害のある人の芸術活動を通して、「障害者」ではなくその人を知ろうとする機会が増えれば、障害の有無に関わらず、一人ひとりが個人として向き合いお互いに配慮することの大切さに気付きます。それは、SDGsの達成に貢献し、「いのち輝く未来」につながると考えます。