公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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2022.10.05
本市では、新たな価値を創造するまち「スマートシティ」の実現に向けて、快適に暮らせるまち「スマートライフ」、観光で訪れるまち「スマートツーリズム」、効率的で便利なまち「スマートガバメント」の3つを柱に、経済、社会、環境の調和による持続可能な魅力あるまちづくりに取り組んでいます。 こうした取組みを中心に本市のフィールドやネットワーク等を活用することにより、本市域をはじめ全国の郊外型都市における社会課題の解決に寄与するとともに、アフターコロナにおける住民の新たなライフスタイル構築に貢献していきたいと考えています。
「スマートシティ」の実現に向けた取組みにより、地域住民がつながり、助け合いながら「関わる誰もが豊かに暮らし、未来に希望を持てる地域」の創造を目指します。
河内長野市は、大阪府内33市の中で最も高齢化が進んでおり、まさに社会潮流の最先端を突き進む先進都市と言えます。そのような中、本市においては平成26年10月に「南花台スマートエイジングシティ団地再生モデル事業」を立ち上げ、平成27年4月より“咲っく南花台プロジェクト”として本格実施し、開発団地の再生モデルの構築に向け、開発団地の抱える課題解決に向けた取組みを進めてまいりました。 現在は、地域住民が主体となり電動ゴルフカートを使用し、AIを活用した移動支援や、全国初となる住民主体による自動運転技術を活用した移動支援を実装するなど、先端技術を活用した課題解決の取組みも進んでおり、これらをモデルケースとして他地域への横展開を図っているところです。 将来は全国どこの都市も少子高齢化社会を迎えるため、先んじて社会課題の解決にチャレンジすることは、本市の使命と言っても過言ではありません。この使命を果たし全国に点在する郊外型都市のモデルケースとなるような課題解決とアフターコロナの新たな住民ライフスタイルの実現を図るため、企業や団体の皆様とともに、全力で取り組んでまいります。
本市では、住民・行政・大学・企業が一体となった「咲っく南花台プロジェクト」をはじめとした地域課題や社会課題の解決に向けた取組みを進めており、これらを推進するために必要となる様々な実証実験を行っていることから、実証実験を行うフィールドを有しています。また、本市の公民連携デスク等の取組みを通じたネットワークも有しています。 こうした本市のリソースを活用して、①『地域通貨・地域ポイント制度』、②『自動運転による移動支援』、③『遠隔医療・健康管理 』、④『ドローン』、⑤『データ連携基盤』、⑥『教育(特に英語教育)』、⑦『防災・防犯』などの分野を中心として、次世代の暮らしやすく働きやすい未来社会を実現する取組みを創出、支援します。
本市が目指す「スマートシティ」の取り組みは、「高い地域力」と「新たなテクノロジー」の融合により生み出す「豊かな生活」の実現を目指しており、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとする2025年大阪・関西万博の取り組みと連携し、SDGsの達成に向けた、持続可能なまちづくりを進めてまいります。
本市は、「地域住民が住み慣れた場所で元気に生きがいをもち多世代で交流しながら暮らし続けることができるまち」の実現を目指しており、上記の目標に合致するものと考えております。
河内長野市は大阪府の南東端に位置し、東は金剛山地で奈良県、南は和泉山脈で和歌山県と接し、北を頂点とした三角形の市域を形づくっています。大阪府内で3番目に広い面積の7割は森林で、石川や石見川など河川沿いに平野が開け、北に向かって河内平野に続いています。市域の大部分は砂岩地帯、肥沃な土壌と内陸性の湿潤温暖な気候があいまって、稲や野菜、果樹の栽培に適しています。
【お問い合わせ先】
河内長野市 総合政策部 政策企画課
TEL:0721-53-1111
MAIL:kikaku@city.kawachinagano.lg.jp
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