未来への宣言
持続可能な社会の実現を目標として、中日グループの有するネットワークを活用しながら次世代を担う子供たちをはじめとしたあらゆる年代の人たちと、企業・団体と共に情報を共有し行動していきます。
きっかけ
① 2005年の愛・地球博では弊社はパビリオンも出展、社員も参加して博覧会の運営にも携わりました。もちろん紙面では環境問題に関する特集紙面をはじめ、多くの記事も掲載いたしました。
② 中日新聞社は、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて、国連が世界の報道機関などに参加を呼び掛けている「SDGメディアコンパクト」に加盟しました。
③ SDGsにおける17の目標を紙面で分かり易く紹介し、紙面やWEBで募集した読者や一般の方からの取り組みを毎月1回紙面化している「みんなではじめるSDGs」を過去2年間実施し、今年で3年目になります。また、年間の掲載紙面を冊子にまとめ愛知県内の小学校に配布をしたり、「SDGsってなんだろうが分かる日」をテーマにイベントを実施してパネル展示やゲームなどのほか、大学生が協賛企業のSDGsの取り組みを取材し、イベント会場で発表するという内容で、学生と企業の接点もつくりました。
創出・支援したい共創チャレンジ
20年前にメインテーマを自然の叡智、サブテーマを循環型社会とした「愛・地球博」が開催され、明るい未来を創造するには環境問題への取り組みは避けられないという現実を啓蒙するきっかけとなりました。その考えは2025年開催の「大阪・関西万博」においても継承され発展し、いのち輝く未来社会の実現に向けてのSDGsへの取り組みを社会全体でより拡大していく絶好の機会だと考えます。そこであらゆる世代の人々、団体・企業と共に今後20年後、50年後の「いのち輝く未来社会の実現」に向けて共創チャレンジを創出・支援していきたいと思います。
① 報道機関としての取材や新聞紙面・ホームページでの情報発信及びイベントなどを通じて持続可能な社会実現のため、我々と共に活動していくパートナーを募り、個人及び団体・企業の数をもっと増やし、活動がより活発化できるよう支援を行っていく。
② 未来を担う子供たちにSDGsや万博に対する興味を持ってもらえるよう、子供たちが親しみやすい万博のマスコットキャラクターなどを使ったイベント開催や分かり易い出前授業の実施などを行政や教育機関と共にチャレンジしていきたい。
③ 地元中部の企業・大学・団体のSDGsの取り組みに焦点を当て、理解を深める中で、首都圏や関西圏との横のつながりを創出するなど、様々な相乗効果を生み出せるようチャレンジしていく。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
先の万博開催地である愛知県を拠点とする中日グループが「自然の叡智」から「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとして国内で20年ぶりに「大阪・関西万博」が開催されるこの機会に、2つの万国博覧会を通じて、万国博覧会は最新の科学や技術を紹介して未来の素晴らしさを体現する事と同時に、地球規模で希望にあふれた持続可能な社会をみんなで実現しましょう、というメッセージを発信していきます。これにより「大阪・関西万博」の成功に少しでも貢献できればと思います。
中日新聞社
中日新聞グループは中日新聞をはじめ、東京新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井を発行。1都15県において、それぞれの地域で培ってきた高い信頼を背景に、読者と確かな関係を築いています。