公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創パートナー
2022.07.08
甲南大学では、連携する自治体や企業等と協力し取組む「関西湾岸SDGsチャレンジ」や「メガネリサイクルプロジェクト」等、次代を担う学生が主体となり、課題解決へと向かって、新しいアイデアを創造・発信する様々なプロジェクトを展開しています。これらの取組みの根幹にあるのは、甲南学園創設者平生釟三郎が残した「共働互助」の教えです。この教えは、本学の多彩な教育・研究・社会貢献活動に通底する不変の理念であり、立場が違ってもお互いを尊重し、力を合わせて助け合う理想の社会を実現するSDGs達成に資するものです。 甲南大学は、2021年度に策定したSDGs達成に向けた基本方針のもと、開学以来掲げる「人物教育の理念」に基づき、SDGsの達成に資するサスティナブル人材を育成していきます。また、学生、教職員、OB・OGに加え、連携する自治体・企業・団体等とも「共働」し、すでに取組んでいるプロジェクトの推進はもちろん、新たな取組みにも積極的にチャレンジしていくことで、豊かな未来の実現に貢献していきます。
時代の変化の中でも揺らぐことのない「人物教育の理念」と「共働互助の精神」に基づき、教育・研究・社会貢献活動を通じてSDGsの達成に資するサスティナブル人材を育成し、地球上の「誰一人取り残さない」持続可能で多様性にあふれる社会の実現に貢献します。
本学は2011年4月に、地域と大学との連携を推進する拠点として「地域連携センター(KOREC)」を設立し、学生によるボランティア活動や、連携する自治体・企業等との地域貢献を目的としたプログラムを多数実施してきました。2018年からは連携する自治体の協力のもと、SDGsの視点から地域課題の解決を目指す「関西湾岸SDGsチャレンジ」を実施してきました。また、2021年度にはSDGs達成に向けた大学の基本方針を定め、教育・研究・社会貢献活動を通じてSDGsの達成に資するサスティナブル人材を育成することを掲げています。さらに、2022年度より社会連携・社会貢献を担う新しい組織として「社会連携機構」が新設し、今後はSDGs達成のための教育・取組みを可視化し、大学の「知」を広く社会に還元すべく情報発信を行っていきます。これらの取組みを推進するとともに、大阪・関西万博と連携することで、本学の教育・研究・社会貢献活動等をより一層発展させていきます。
次代を担う学生が主体となり、課題解決へと向かって、新しいアイデアを創造・発信する様々な共創チャレンジを創出・支援します。具体的には、連携する自治体の地域課題を大学生と地元高校生がチームとなり、大学教員、自治体職員、朝日新聞記者のサポートを得て、持続可能な解決策を提案する「関西湾岸SDGsチャレンジ」や地域の学校の児童・生徒と協力し、地域の店舗・団体等の支援を受け、日本で不要となったメガネを、世界で必要としている人々に届ける「メガネリサイクルプロジェクト」等、学生の主体的な取り組みを支援します。
本学の建学理念である「人物教育」と「共働互助」は理想の社会を実現するSDGs達成に資するものでもあり、大阪・関西万博が掲げる「いのち輝く未来社会のデザイン」にもとりわけ重要なものであると考えます。また、次代を担う学生が主体となり、課題解決へと向かって新しいアイデアを創造・発信する様々な取組みは、「未来社会の実験場」というコンセプトとも合致しています。
本学のSDGs達成に向けた基本方針に基づき、教育・研究・社会貢献活動を通じてSDGsを推進することから、特に4番(質の高い教育をみんなに)・11番(住み続けられるまちづくりを)・17番(パートナーシップで目標を達成しよう)を重視しています。
甲南大学は、人文・自然・社会科学の8学部14学科と博士課程まで備えた4研究科を擁し、約9,000人の学部生と大学院生が学ぶ「ミディアムサイズの総合大学」です。兵庫県神戸市の岡本キャンパスをはじめとする、西宮キャンパス、ポートアイランドキャンパスを中心に、学びを展開しています。 創立100周年を超えて新たな世紀を歩みだした甲南学園にあって、甲南大学は2021年に開学70周年を迎えました。甲南教育の新たな世紀を迎えるのを機に、人物教育率先の理念のもと、教育の質の一段の向上をめざした「KONAN U.VISION-甲南新世紀ビジョン-」を定め、全学を挙げてその実現に取組んでいます。
●問い合わせ先
甲南大学 社会連携機構事務室
E-mail:social@adm.konan-u.ac.jp
甲南大学 学長室
E-mail:o-president@adm.konan-u.ac.jp
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