公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創パートナー
2021.11.04
わが国では、NPOや社会的企業など新たな公共の担い手の増加や、CSR(企業の社会的責任)への関心が進む一方、世界では、寄附や投資等を通じた公益活動が、社会的課題解決の第三の道として新たな時代の潮流となっています。 大阪においては、都市発展の歴史において、民の力が大きな役割を果たしてきたことから、新たな時代の潮流を踏まえ、「民」主役の社会づくりを発信する「民都」として、フィランソロピーを促進しています。 具体的には、税による分配ではない第2の動脈として資金や人材を集めることにより、非営利セクターの活性化を図ります。 このため、本会議のもとに5つの分科会(資金、人材、情報、共創、文化・芸術)を設置し、大阪で活躍する非営利セクターをはじめ多様な主体に共通する課題の解決に資する新たな仕組みづくりなどを検討するとともに、従来とは異なる新たな手法や連携などを生み出すことによって社会的課題の解決につなげるための議論・検討を進めています。 また、「民都・大阪」フィランソロピー会議や分科会の取組み等の発表・意見交換、情報発信の場として大会を開催しています。
多様な主体が法人格や営利・非営利の枠を超えて、これまでになかった連携や協働を生み出し、大阪から「民」が主体となった社会的課題の解決を先導することで、住民一人ひとりが活躍できる社会の実現をめざしていきます。
「民都・大阪」の実現に向け、大阪における公益の増進を図るため、これまでに12回の会議を開催し、大きな方向性を議論するとともに、5つの分科会(資金、人材、情報、共創、文化・芸術)においては具体的な課題の検討を深めています。 また、2018年、2019年に開催したフィランソロピー大会では基調講演やパネルディスカッション、プレゼンテーション等を通じて、社会的課題解決に向けた新たな連携等の取組みを広く国内外に発信しています。
大阪を起点とした、公益の増進に貢献する取組みについて、他のセクターとの連携を希望する方については人的ネットワークを通じて、情報発信の場を求める方については大会等を通じて、幅広く支援していきたいと考えています。 また、様々な分野のトップ層により構成されているフィランソロピー会議メンバーならではの人的ネットワークを最大限に活かし、共創チャレンジへの登録を呼びかけていきます。
SDGsという人類共通の公益の実現に向け、国内外から幅広い取組みや知見が大阪に集まり・大阪から発信する万博という機会は、幅広い非営利法人のネットワークとして貢献し、世界に存在感を発揮することできる、またとない好機と考えています。
「民都・大阪」フィランソロピー会議の場を核として、これまでになかった連携や協働を生み出していくことで、SDGsの達成に貢献し、社会的インパクトを次々と生み出し続ける都市をめざしています。
「民都・大阪」フィランソロピー会議は、民間公益活動の多様な担い手(公益社団・財団法人や学校法人、社会福祉法人、NPO法人など)が、法人格の縦割りや営利・非営利の区分を越えて一堂に集い、それぞれが公益活動を担う主体だということを再認識し、大阪の民の連携・協力によりその存在感を国内外に示す「核となる場」として、2018(平成30)年2月に設立され、フィランソロピー(=社会貢献活動の総称。ここでは、社会的課題解決に向けて行う寄付や社会的投資等を通じた公益活動をいいます。)における国際的な拠点都市である「民都・大阪」の実現に向けた議論・検討を行っています。 本会議の活動を通じて、これまでにない連携や協働を生み出し、資金・人材の確保や情報発信などにおいて新たな取組みを進め、社会的課題解決につなげるとともに、次世代を担う人材の支援などを行い、新たな産業・市場・雇用の創出、大阪の成長にもつなげていきます。
【問合せ先】
メール:minto.oosaka@gmail.com
担当:「民都・大阪」フィランソロピー会議事務局
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