未来への宣言
万博のようなイベントが、イベントだけで終わるのはもったいないです。万博にむかってつながっていき、万博から広がっていくような流れを作るべきだと思います。この万博から世界にネットワーキングをして、2025年以降に影響力をもてるようなムーブメントをここから作り出していきたいです。
きっかけ
万博と協力したいと思ったのは、我々が分野を超えたコラボレーションを推進しているので、いろいろな分野の人が集まる万博は、我々にとってのコラボ相手として最適であると考えたからです。
創出・支援したい共創チャレンジ
2021年より毎年開催するにっぽんの宝物のセミナーやグランプリにて、これまでにない挑戦する人を発掘し、そうした人たちが、万博は、受け身でみるものではなく、能動的に参加できるものだという意識をもてるように働きかけて行きたいと思っています。また、食関係の業界とエンタテイメントの業界、テック関係の業界とアート関係の業界といった、異分野の業界の人と人をつなげた共創チャレンジを創出、支援していきたいです。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
にっぽんの宝物セミナー、グランプリには、「その地方で最後の◯◯職人」など、後継者がいないために、その人がいなくなれば日本からその貴重な技術が途絶えてしまう、という事業者、職人が参加しています。そのような事業者たちが、別産業の加工業者やレストラン・ホテルのシェフ、デザイナー達とコラボしつながることで、新しい形の商品となり、評価され、にっぽんの宝物が守られ、かつ進化していくことを目指しています。
その意味において、万博の「いのちを育む=宇宙・海洋・大地に宿るあらゆる「いのち」のつながりを感じ、共に守り育てる。」というテーマにも繋がると考えます。
株式会社にっぽんの宝物
にっぽんの宝物プロジェクトは、地方に眠っている宝物、事業者を、セミナーやグランプリで育成し、全国・海外への販路拡大を支援するプロジェクトです。年々、開催地域を増やしており、今では毎年1000以上の事業者が参加。2019年には外務省の支援で米国ツアーを実施。2020年には米国の有名イベント、SXSWの公式スピーカーとして、取り組みを紹介し、高い評価を受けております。2020年は、コロナ禍のなかで、オンラインを使った商品開発、販路支援を行い、テレビ東京の人気番組、「ガイアの夜明け」でも大きく取り上げられました。