「ファッション・SDGs推進プロジェクト」では、SDGsをテーマとした例会などの事業・イベントを実施し、SDGsへ積極的に取り組む企業の情報発信を通じて、大阪・関西の繊維・ファッション業界のSDGsへの関心を高める取り組みを行っています。
その取り組みの一環として、この度、大阪ファッション産業振興フォーラム第7回の例会において、ファッション界のノーベル賞とも言われる「第4回グローバル・チェンジ・アワード」で日本人初受賞を獲得した、川崎和也氏を講師にお迎えいたします。生産過程での布の廃棄を最小限にするAIシステム「アルゴリズミック・クチュール」や、環境に配慮し微生物にタンパク質を生成させた布「バイオロジカル・テーラーメイド」など、ファッション業界の領域を広める新進気鋭な取り組みを展開されています。
ファッション業界の環境問題に対して、デザインやテクノロジーという視点でユニークにアプローチする川崎氏が創造する、未来のファッション業界についてたっぷりとお話しいただきます。是非ご参加賜りますようご案内申し上げます。
<講師>
Synflux株式会社
代表取締役CEO 川崎 和也 氏
1991年生まれ。スペキュラティヴ・ファッションデザイナー/デザインリサーチャー。Synflux主宰。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科エクスデザインプログラム修士課程修了(デザイン)、現在同後期博士課程。監修・編著書に『SPECULATIONS 人間中心主義のデザインをこえて』(BNN、2019)がある。Synfluxは、ファッションとテクノロジーの融合を目指し、人工知能や生命工学の観点から新たな衣服の可能態を思索するファッションデザインラボ。