共創チャレンジ
共創チャレンジ一覧
自分たちが描くワクワクする未来の実現のためのアクション
2024.03.27
イグサを未来へ
イグサ、畳は日本の伝統文化です。 イグサ栽培は熊本八代市が産地で、全国の国産畳表の98%を生産しています。ですが、イグサ農家は、後継者問題などもあり、毎年減少していてなくなりつつあります。 現在では畳で生活したことがない世代も増えてきており 「イグサ=植物」ということも知らない人達もいます 1300年も続く日本の伝統文化ですが、まだまだ知られていないのが現実。 イグサをもっと知ってほしい!そんな想いを込めて! 今まで破棄していた畳表として織れなかった短いイグサを 何かに使えないかと考え、イグサの効能を活用して、細かく裁断し「天然素材イグサの消臭パック」を製作しました。
2024.03.27
海を守る磯焼け対策活動
藻場の育成は豊かな海藻が繁り、様々な魚介類が産卵し、その上、地上の森林にも引けを取らないほどの二酸化炭素の固定能力を持っている。地球温暖化防止にも貢献している。昨今、日本全国でウニが異常発生し海藻を食べつくしている。「磯焼け」現象の理由の一つとして広まっている。対策として、異常発生したウニを駆除すれば元の藻場に回復するといわれている。現在、水産庁の事業として、藻場を適正に管理するために全国値でウニの駆除が行われている。この駆除したウニは食用にならず、その処分方法が問題となっている。全国的にほとんどが産業廃棄物とされ、駆除活動の大きなネックになっている。弊社では平成20年に廃棄されるウニ殻を使用しカルシウム粉末を開発した。純白で3~5㍈の粉末ができ、食品の添加物として販売している。他には、棘や殻、口、内臓に分け有効利用している。 棘…染色、アート 殻、口…アート(人形や動物、他) 内臓…釣りの餌や畑の肥料 弊社ではゼロエミッションを確立し、全国更には世界に広がるよう目指している。また、ウニ漁師の少子高齢化が進み更には人数も減少している。その対策として駆除ウニを陸上養殖しウニ安定供給と藻場の回復が両立できるよう計画をしている。
2024.03.27
大阪の中小企業の活力を大阪から関西、全国へ
●大阪・関西の中小企業を中心とした課題解決にチャレンジします ・中央会&組合主催で業種別課題に沿った会員組合単位のセミナー開催 ・専門機関による個別アドバイス・コンサルティング ・企業別課題を解決するアライアンス企業とのビジネスマッチング 等 大阪の中小企業が、持続的に共に成長・発展していけることを目指し、多様な個々の課題解決に向けた伴奏支援を行っていきます。そのために、中小企業が力を結集・共創していく場としての組合組織づくり等、企業を様々にサポートしている大阪府中小企業団体中央会と三井住友海上という、お互い共創パートナーである2者で共創します。 中央会傘下会員組合固有の課題抽出から、それらの解決支援まで取り組みますが、まずは、既に課題として把握している「働き方改革(2024年問題)」や「DX推進」、「事業承継」をテーマに取り組んでいきます。 例えば、大阪府中小企業団体中央会の傘下会員組合単位で、業種別課題に沿ったセミナーや勉強会、好取組事例の共有等を行います。 この取り組みを通じて、大阪の中小企業の皆さんと共に成長していくことを目指します。
2024.03.23
大阪地酒の魅力を全国へ!
大阪は地酒のイメージがあまりないかと思いますが、江戸時代には“天下一の酒どころ“といわれるほど栄えていました。 しかし、近年は若い方を中心に日本酒の需要が減少傾向にあります。 それに伴い、大阪の酒蔵も次々に閉蔵していき、今では14軒しかなくなってしまわれました。 後世に向けて少しでも長く酒蔵を存続していくため、大阪で長年培われてきた酒造様のお力になりたい! 素晴らしい日本酒文化をもっとたくさんの方に味わって知って頂きたい!という想いから、各地域の酒造様にご協力いただき、〈大阪〉×〈地酒〉のBOXを全国にお届けすることを決めました。 大阪の地酒をより多くの方に楽しんでいただくことができればと考えております。
2024.03.21
アップサイクルXイノベーションで世界一のサーキュラードレスを共創するファイバーアートプロジェクト
私たち、チーム:OVERSEWNは、世界で年間500万トンもの量が未使用のまま廃棄されているとされる資源のアップサイクルと、オーバーロックミシンを使った特許技術で、世界一のサーキュラードレスを共創する取り組みを行います。 「天衣無縫」という言葉の元になった天女の羽衣のように、縫い目がないのに立体的なかたちをしている特許構造(特許第 3932459号)の、夢のドレスです。 ドレスの材料はハギレと呼ばれる、日本人一人あたり毎年1.6kgの量を、未使用のまま廃棄している繊維素材(ファイバー)です。 世界一の巨大なサーキュラー(円環状の)ドレスの共創に挑戦するファイバーアートプロジェクトであるとともに、従来の衣類の生産プロセスで発生する廃棄物を活用するアップサイクルを、そもそも廃棄物が発生しない生産プロセスのイノベーションによって実現させることで、いのち輝く未来社会のサステナブルファッションの開発に挑戦するものです。 いままで未使用のまま廃棄されて救われずにいた資源といういのちを救い、それらの資源の形と風合いを残したまま活用することでそのいのちに力を与え、作品づくりを通じてそれらの資源を縫いつなぐことで、そのいのちに輝きをもたらします。 それによってSDGs17項目のうち『9.産業と技術革新の基盤をつくろう』『12.つくる責任 つかう責任』『17.パートナーシップで目標を達成しよう』の達成に貢献します。
2024.03.18
シーベジタブル
◉チャレンジを通して描く未来 シーベジタブルは、磯焼けにより減少しつつある海藻を採取して研究し、環境負荷の少ない陸上栽培と海面栽培によって蘇らせ、海藻の新しい食べ方の提案を行っています。日本の海域には約1500種類を超える海藻が生息し、そのすべてが毒を持たず、食用になり得るとされています。しかし、世界で最も海藻食文化が進んでいると言われている日本でさえも、食卓に並ぶのは数十種類だけ。1400種類以上もの海藻が未知なる食材として眠ったまま存在しています。過去から受け継がれる海藻食文化を守っていくと同時に、新たな海藻食文化をつくることで、海にも人にも良い未来を広げるために、活動しています。 ◉世界初、地下海水をつかった青のり陸上栽培 シーベジタブルが特に生産に力を入れているのは、青のりの中で最も香り高く最高級品種と言われるスジアオノリです。かつての主産地であった高知県四万十川では、河口部の水温上昇に伴って収穫量が激減し、2020年には出荷量がついに0kgになりました。シーベジタブルは、世界初となる清浄でミネラル豊富な地下海水を用いた陸上での栽培を行い、独自に開発した設備(特許取得済)や生産ノウハウにより、高品質なスジアオノリを通年で安定的に供給しています。 ◉海の生態系を豊かに育む海面栽培 海藻が形成する藻場は“海のゆりかご”と言われるように、魚や貝などの生き物たちの命を育む機能があり、海の生態系のバランスを保っています。しかし海水温が年々上昇していることで、海藻を食べるアイゴなどの魚やウニの活性が高い時期が長期化し、その結果、全国各地で食害が大きく発生し、藻場が激減しています。こうした状況の中で私達ができることの一つが、海面で海藻を栽培することでした。海水温が下がって食害を受けない時期や海域を特定し、そこに適した海藻を栽培すれば、一時期だけでも海に海藻がある状態をつくることができます。どうしても食害を受けてしまう状況では、カゴなどを使って栽培することが可能です。これにより今まで活用されていなかった海域に海藻がある状態を長い期間つくっていくことができ、海の生態系を豊かに育むことができると考えています。