共創チャレンジ
共創チャレンジ一覧
自分たちが描くワクワクする未来の実現のためのアクション
2024.03.27
ネイティブテキスタイル産地プロジェクト
久留米絣ならではの価値を磨くために、久留米絣産地は「ネイティブテキスタイル」というビジョンを掲げ、広域で未来に向けて歩み出します。 江戸時代に始まり200有余年続いてきた歴史と技術を、現代生活に合わせて更新し、未来の担い手に渡すべく6つの行動指針を元に中長期計画で活動していきます。 ●1つ 目 は「 産 地 経営」 組 合・行 政一 体となって経 営 視 点で 産 地を 運 営します ●2つ目は「 環 境 」 S D G sを 踏まえな がらサスティナブル な 生 産・ブランド 開 発 を行 います ●3つ目は「 交 易 」 世 界 の 絣 産 地 、そして他産 業とも交 流・交易を行 います 。 ●4つ目は「 技 術 」 くくりを自動 化したように 、時 代 に合 わ せ て 技 術 革 新 を 行 います ●5つ目は「 働き方」 布を 織るだけ でなく生 活 環 境・労 働 環 境を良くしていきます ●6つ目は「 歴 史 」 2 0 0 有余 年 の 歴 史・デ ザインを見つ め 直し未来へつなぎます
2024.03.27
[ユニットプロジェクト]スマートビレッジ構築トライアル
高度情報通信技術を背景に、都市型スマートシティ構想が進行する中、山地や農地を広く有する中小の地方都市、特に町や村では都市部に比べてその構想モデルは決して多くはありません。 特に、農業、畜産、林業などの一次産業分野での後継者問題やその担い手不足も深刻な問題です。 ビレッジ全体としてのスマート化を促進すべく、私たちは、LoRaWANベースの中小の市町村レベルのスマートビレッジ IoTネットワーク構築実現のための実証実験を行ってきました。[熊本県阿蘇郡西原村/ベルリン] ここからは、エリアを絞った地区町村と提携し、まずはスモールエリアからのスマート化を実現したいと考えています。 我々の実験により、以下の実現が可能であることが実証されています。 ・農業、畜産、林業、中小製造業などの各種産業分野での活用 ・産業に関わる生産者単位でのデータ取得・活用を可能にする ・組合や自治体での IoTデータの包括的な活用を可能にする ・森林保全のための環境データ収集(カーボンクレジット志向) ・老人保健施設、教育施設での見守り機能の展開(GPS等) ・工業団地エリアでの personal/public network 構築
2024.03.27
世界中のすべての人に無償のSTEM教育を
STEM教育のオンライン教材を作って無償で公開する活動をしています。 STEMとは科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、数学(Mathematics)の頭文字で、2000年代に米国で始まった教育モデルです。 小学校の算数レベルから理工系の大学の内容まで、シームレスに繋がるような教材を作っています。 「数学が何の役に立つのかわからない」という中学・高校生は多いと思います。 でも数学は世の中の様々な場面で使われています。 小学校から大学までの一貫したSTEM教材を作ることにより、将来なりたい自分に向かって学習できるような環境を作っていきます。 大学レベルの教材を作るのは大変に思えるかも知れませんが、大学を卒業した人なら自分が大学で学んだことを教材にするのはそれほど難しくないはずです。 多くの共創メンバーに加わってもらい、少しずつ教材を増やしていけば決して荒唐無稽なチャレンジではないと思います。
2024.03.27
イグサを未来へ
イグサ、畳は日本の伝統文化です。 イグサ栽培は熊本八代市が産地で、全国の国産畳表の98%を生産しています。ですが、イグサ農家は、後継者問題などもあり、毎年減少していてなくなりつつあります。 現在では畳で生活したことがない世代も増えてきており 「イグサ=植物」ということも知らない人達もいます 1300年も続く日本の伝統文化ですが、まだまだ知られていないのが現実。 イグサをもっと知ってほしい!そんな想いを込めて! 今まで破棄していた畳表として織れなかった短いイグサを 何かに使えないかと考え、イグサの効能を活用して、細かく裁断し「天然素材イグサの消臭パック」を製作しました。
2024.03.27
海を守る磯焼け対策活動
藻場の育成は豊かな海藻が繁り、様々な魚介類が産卵し、その上、地上の森林にも引けを取らないほどの二酸化炭素の固定能力を持っている。地球温暖化防止にも貢献している。昨今、日本全国でウニが異常発生し海藻を食べつくしている。「磯焼け」現象の理由の一つとして広まっている。対策として、異常発生したウニを駆除すれば元の藻場に回復するといわれている。現在、水産庁の事業として、藻場を適正に管理するために全国値でウニの駆除が行われている。この駆除したウニは食用にならず、その処分方法が問題となっている。全国的にほとんどが産業廃棄物とされ、駆除活動の大きなネックになっている。弊社では平成20年に廃棄されるウニ殻を使用しカルシウム粉末を開発した。純白で3~5㍈の粉末ができ、食品の添加物として販売している。他には、棘や殻、口、内臓に分け有効利用している。 棘…染色、アート 殻、口…アート(人形や動物、他) 内臓…釣りの餌や畑の肥料 弊社ではゼロエミッションを確立し、全国更には世界に広がるよう目指している。また、ウニ漁師の少子高齢化が進み更には人数も減少している。その対策として駆除ウニを陸上養殖しウニ安定供給と藻場の回復が両立できるよう計画をしている。