
社会人と高専生との共創によるイノベーションプロジェクト
共創チャレンジ
2025.02.03


法人
チーム名 | 明石高専イノベーションプロジェクトチーム |
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共創メンバー | パブロス株式会社 明石工業高等専門学校 |
現在の活動地域 国/地域 | 日本/兵庫 |
活動テーマ | // |
現代の学生は価値(サービス)の消費者として育ち、価値(サービス)を生み出す側に立つ機会がないまま、就職して仕事を始めた際、突然、価値を生み出す側に立つことが求められる。高専の役割として「自律性・協働性・創造性」を経験的に習得することに特化したPBL(Project-Based-Learning)が必要である。
高専は、OECDの高等教育政策レビューにおいて、国際的な評価のみならず、高専という機関が効果的に運営されていること、その質が高いことが高く評価されている。明石高専は15歳から22歳、専攻科学生も含めて、約900名の学生が在籍する高等教育機関である。
明石高専イノベーションチャレンジチームは、国内外、地域が抱える社会問題や課題について対話を通じて調査を行い、探求学習を通じて課題解決を行う。
具体的には、低学年では、マインドマップ、フォトリーディング、フューチャーマッピングなどの学びのスキルを習得する。学習プラットホームPABLOSを有効に活用する。
2,3,4年 全4学科横断PBL型科目 「Co+work」において、学年学科がうまく混ざるよう無作為にチームを分け、教員も無作為にチームを作る。自分たちで課題を発見し、解決策を考える。社会に必要なコンピテンシーを協働活動の中で育成する。各学科で育成している専門性をどう活かすか、学科横断の仕組みが有効である。また、海外におけるPBL活動として、Overseas Community Project(OCP)を進めている。OCPは、カンボジアで開発途上国の現状を学修するとともに、現地住民の方へボランティア支援を行う。現地パートナーとして、シンガポールのテマセクポリテクニックの学生と協働し活動を進めるのが特徴である。専門性を活かせる小学校建設(水道を引く、外壁を塗る、タイル貼りなど)の傍ら、小学生に英語を教えたり、スポーツ交流をしたりなど、現地の小学生との心の触れ合いも体験する。現地住民への寄付支援活動や、HIV感染者が隔離されている村落訪問、ゴミ集積場の見学など、地球的課題について学生同士が議論する場も設けられている。
イノベーションプロジェクトでは、学科学年に関係なく、心に火のついた個人及びグループで、プロジェクトを立ち上げ、海外、国内、地域、企業等を共創パートナーとともに課題解決を行い、社会実装を行う。PROGテストによるコンピテンシー評価(対人基礎力(協働力、統率力など)、対課題基礎力(計画立案力、実践力など)、対自己基礎力(行動持続力、感情抑制力など))によるアセスメントを行う。
特になし: 特になし
日本全国、海外(アジア)
□環境、エネルギー、□防災、減災、□ダイバーシティ、インクルーシブ、□宇宙、□モビリティ、交通 などさまざまなテーマの専門家。
万博を契機に高専のものづくりを世界にアピールし、地域や世界の若者と共創し、命輝く未来社会の担い手を育成していく
https://www.akashi.ac.jp/for-public/contact.html