
ステークホルダー・ESG 経営とエシカル消費・サステナブル調達の促進による共感経済の実現
共創チャレンジ
2024.12.23


法人
チーム名 | 大阪大学社会ソリューションイニシアティブ |
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共創メンバー | 大阪大学社会ソリューションイニシアティブ |
現在の活動地域 国/地域 | 日本/大阪 |
活動テーマ | // |
企業と消費者が共感を基盤に協力し、持続可能な社会を目指す「共感経済」の実現が提唱されています。その目的は、企業の「ステークホルダー・ESG経営」と消費者の「エシカル消費・サステナブル調達」の促進です。企業にはステークホルダー経営やパーパス経営を普及させ、特に中小企業にもESG志向を広げることを目指します。一方、消費者には倫理的で持続可能な行動を促すため、情報収集ツールの開発や利用促進が計画されています。この両面の行動変容を通じて、経済的・社会的に豊かな市場の創出を目指します。
その他(内容を詳細に記入): 企業はCSR(企業の社会的責任)調達を進め、環境・社会・経済の「トリプルボトムライン」を重視するようになりました。投資家もESG(環境、社会、ガバナンス)を重視し、企業は統合報告書で情報を開示しています。消費者もエシカル消費を意識し、フェアトレードやレインフォレストアライアンスなどの認証制度が広がっています。
消費者は携帯端末やソーシャルメディアを活用し、企業の行動を把握しやすくなっています。良い企業の商品を選ぶことで、消費者自身も豊かになります。アダム・スミスの共感能力の観察に基づき、企業と消費者が互いに共感し合うことで、豊かな市場経済と社会が実現できると考えられます。
「ステークホルダー・ESG経営とエシカル消費・サステナブル調達の促進による共感経済の実現」を目指し、企業と消費者の行動変容を促進します。企業側では、ステークホルダー経営やESG経営を広げ、消費・調達側ではエシカルでサステナブルな行動を促進するツールの開発や情報収集を進めます。
日本国内、海外
社会を想う企業と、社会を想う消費者
大阪大学では、大阪・関西万博に向けて「大阪大学2025年日本国際博覧会推進委員会」のもと、「いのち部会」「先端技術体験部会」「学生部会」「国際部会」という4つの部会で活動を推進しています。「いのち部会」では、SDGsの達成に向けて、さらにはSDGs後の社会も見据えて、一人一人が何を為すべきかを広く市民と対話し、アジェンダのような形にして世界に発信する、いわばソフト・レガシーの形成に携わります。
本チャレンジは、「誰一人取り残さない、いのち輝く社会のために、共感・共助の「三方よし」の経済・社会を、私たちが共に創る」をテーマとし、一人一人の消費者自身が、良い企業が提供する良いモノを見極めて購入・利用ができれば、企業で正直に働いている人々、そしてまわりまわって自分自身を豊かにすることができることで「いのち輝く未来社会のデザイン」を創造でき得るのではないかと考えています。
国立大学法人大阪大学 社会ソリューションイニシアティブ(SSI)
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