SDGs実践塾

共創チャレンジ

2024.10.15

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法人

チーム名兵庫大学PBLチーム
現在の活動地域 国/地域日本/兵庫
活動テーマ
■共創チャレンジの内容

兵庫大学現代ビジネス学部は、地域活性化に寄与できる地域人材を育成する教育を行っています。1年から3年まで「プロジェクト演習入門」「プロジェクト演習ⅠⅡⅢ」「プロジェクト実践ⅠⅡ」という演習科目を必修科目とし、PBL型の授業を行っています。これは、企業や自治体をステークホルダーとして行うものと、単体で行うものがありますが、大学と地域が一緒になって地元で若者を育てる仕組みです。その中で、若者のシビックプライドは養われ、就職によって都市部へ流出するのではなく、地元の優良企業に就職しています。これは、東京一極集中を打破しようとする「地域創生」の理念にも適っています。「地域創生」と「SDGs」の考え方は相性がよく、「地域創生SDGs」という造語も生まれていますが、兵庫大学は、この「地域創生SDGs」の推進を担える人財を育成しています。プロジェクト科目では、1年次は「カンパニープロジェクト」というプログラムを実施し、大学祭の模擬店を株式会社として運営し、地元のプライム企業の協力を得て、株主総会を開催しています。これはEUのアントレプレナーシップ教育でも取り組まれているものです。会社を設立して資金を調達し、営業活動を行って、株主総会を開催して解散まで一気通貫で行います。2年次以降は、複数のPBL型のメニューが走っていますが、その中から「学生プロデュースウェディング」と「あじさいプロジェクト」の取り組みを発表したいと思います。「学生プロデュースウェディング」は、文字通り学生が結婚式のカップルの募集・選定から、ウエディングの運営まで行うものです。これは少子化に悩む地元自治体と組んで行っており、地域活性化に寄与できているものです。兵庫県稲美町とは地元の地域資源であるため池のほとりで農村ウエディングを開催しています。また、ブライダルシティ高砂市では、桂由美氏が提唱したアニヴァーサリーウエディングを開催します。「あじさいプロジェクト」は、大学内やため池の周囲にあじさいを植えて地域の美化に寄与するだけでなく、あじさいの花をプザーブドフラワーの最大手である大地農園に買ってもらい、収益金を「こども食堂」に寄付をすることで、こどもの貧困をなくそうとするソーシャルビジネスです。これも稲美町と連携したプロジェクトです。これらのプロジェクト科目に加えて、ボランティア、インターンシップ、短期留学を総称して「SOTOMANABI」と呼んでいます。教室で学ぶ座学だけではなく、「理論X実践」を推進するワクワクする体験型の授業が、社会の変化に柔軟に対応できる人材育成の道場になると信じています。

■必要なリソース

ネットワーク: 人材とネットワーク

■展開したい地域

日本全国

■共創を希望する方々

地域をよくしたいと真剣に考えている人・組織

■大阪・関西万博テーマとの関わり

万博をSDGs取り組みの中間地点として考えて行動してきました

■連絡先

smatumot@hyogo-dai.ac.jp

この共創チャレンジを支援する共創パートナー

  • アルマ・クリエイション株式会社

C10334
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