持続可能な世界を創造!DXの新時代を切り拓く超省電力・バッテリーレスセンサー技術

共創チャレンジ

2024.10.02

59

個人

チーム名省エネ技術で未来を創る―大阪大学 兼本グループ
共創メンバー
DK
sMochi
mfujita
tMatsumoto
現在の活動地域 国/地域日本/大阪
活動テーマ
■共創チャレンジの内容

 私たちは,「集積回路(ハードウエア)から信号処理(ソフトウエア)」に至るまで,さまざまなサイバー関連の研究分野を融合し,「超省電力センシング」や「センサーデバイスのバッテリーレス動作」を実現するための技術革新に挑んでいます.

 私たちの挑戦が成功すれば,例えば,次のようなデバイスの実現も夢ではありません.
・体温と外気温の差で発生するわずかなエネルギーのみで動作する「バッテリーレス無線脳波計」
・超小型バッテリーで動作し,利用者にストレスを与えない「カラダや日常生活に溶け込むヘルスケアデバイス」
・敷設工事や管理が不要で,工場設備や橋・トンネルなどのインフラを継続的に監視できる「メンテナンスフリー故障検知センサー」
・外部電源に頼らず,半永久的に自然界の情報を取得し続ける「自然界見守りセンサー」

 このように,私たちは大学の自由な環境のもと,好奇心と専門知識を活かし,新たな視点からDXにおける電力問題の課題解決に挑戦しています.この取り組みは,大阪・関西万博のテーマである『いのち輝く,未来社会のデザイン』,そしてSDGsの目標である『すべての人に健康と福祉を』や『産業と技術革新の基盤をつくろう』の達成に大きく貢献すると信じています.私たちの活動にご興味のある方は,どうぞお気軽にご連絡ください.

研究紹介ポスター: http://ssc.eei.eng.osaka-u.ac.jp/~dkanemoto/PR_materials/IJ2024_DK_240911_HIGH_RES_VERSION.pdf

■必要なリソース

資金提供: 大学での活動になるため,研究・教育活動に関する資金提供・サポートを頂ければ助かります.

■展開したい地域

世界中

■共創を希望する方々

【世界を変えるための素晴らしいアイデアをお持ちの方へ】
ウェアラブルデバイス,IoTデバイス,DXシステムを実現するにあたり,次のような消費電力に関する課題を抱えていませんか?
・センシングデバイスの消費電力が高く,長時間使用できない
・頻繁なバッテリー交換が煩わしい(バッテリーレスで動作できれば嬉しい)
・無線化したいが,電力確保の問題がある
このような課題をお持ちの方,ぜひご連絡ください.私たちと共に,DXの新時代を切り拓きましょう!

■大阪・関西万博テーマとの関わり

 私たちは,次世代のDXを切り拓くため,革新的な省電力センサーデバイス・システムの実現に取り組んでいます.その成果として,無線脳波計や心電計,カプセル内視鏡,超音波エコーなどのデバイスにおける省電力化を着実に進め,世界初の提案や世界記録の更新も達成しています.また最近では,故障検知やインフラセンサー,さらには大規模な自立分散型センシングの分野にも注目し,積極的に研究を進めています.
 このように,私たちの取り組みは,「新しいヘルスケアデバイスの創造」から「社会インフラの革新や効率化」など幅広く貢献できるものであり,大阪・関西万博のテーマである『いのち輝く,未来社会のデザイン』に強く関連しています. こうした技術を活用し,健康や安心で豊かな暮らしの実現を目指す企業や個人を支援し,コラボレーションを通じて,万博のテーマに沿った新しい未来社会の実現に取り組んでまいります.

■連絡先

E-mail:dkanemoto@eei.eng.osaka-u.ac.jp
WEB:http://ssc.eei.eng.osaka-u.ac.jp/~dkanemoto/
X:https://x.com/DaisukeKanemoto
YouTube:https://www.youtube.com/@KANEMOTO_GIKEN

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