災害時に誰でも美味しく食べられる非常食スイーツを作りたい!~非常食のイメージ改革~

共創チャレンジ

2024.09.06

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法人

チーム名関西5大学共創プロジェクト/食品開発チーム~非常食~
共創メンバー
森ノ宮医療大学
関西大学
京都光華女子大学
学校法人武庫川学院
甲南女子大学(医療栄養学部・看護リハビリテーション学部)
現在の活動地域 国/地域日本/関西地域
活動テーマ
■共創チャレンジの内容

医療や健康、福祉等の領域を専門に学ぶ学部を有する関西の5大学(関西大学、京都光華女子大学、甲南女子大学、武庫川女子大学、森ノ宮医療大学)が連携し、「健康・ウェルビーイング」をテーマにした社会課題解決を目指す共創活動の一環である。
本チームは「食品開発~非常食~」をテーマに掲げ、現在の非常食のイメージを払拭したいという想いから、「栄養満点」で「美味しく」、誰もが「安心」して食べられる非常食の開発に向けて取り組んでいる。
株式会社 第一紙行が実施した生活者調査「おやゆびアンケート」の結果では、非常食をストックしているのは回答者の半数以上もあった。しかしストックされている食材はインスタント食品が多く、「普段から食べ慣れているから安心」という理由であった。災害が発生した場合、組織的に救助活動が行われるのは72時間後といわれており、ストックする防災食は3日間分(家族の人数分)が必要となるが、これだけの備蓄をしているのは回答者の1割であった。量的にも質的にもまだまだ備蓄の意識が浸透していないところに災害が発生すると、連日インスタント食品またはお菓子などを食することになるため健康面が心配になる。食事と健康は密接な関係にあり、栄養に偏りがなく、気持ちを落ち着かせるおいしい食事は災害時のストレスを軽減させ、免疫力を高めることにもつながる。このことから、災害時に「誰でも」、「美味しく」、「安心」して食べられる非常食を開発し、その普及のためにイベント等を開催して、一人でも多くの方に「災害時の食と健康」について考えてもらう機会を作りたいと考えている。
現在の企画案は、災害によるストレスの緩和を目指したスイーツ(ケーキ・プリン)の開発に取り組んでいる。食材選びや加工技術など課題はまだまだあるが、「TEAM EXPO 2025」を通して多様な専門性を持つ方々とチームを組み、大阪・関西万博とその先の未来に向かって共に取り組んでいきたい。

■必要なリソース

技術・ノウハウ: 長期保存のためにフリーズドライ加工の技術が必要なため(密封及び加熱殺菌を含む)

■展開したい地域

関西全域

■共創を希望する方々

5大学連携プロジェクトに参加する学生、5大学に所属している学生、大学周辺の地域の方々、産官学連携に積極的な自治体・企業等

■大阪・関西万博テーマとの関わり

「いのち輝く未来社会」の実現にあたり、「健康」は土台となる必要不可欠なものといえる。また、身体的な健康だけでなく、心の健康を満たすうえで、「ウェルビーイング」の概念も欠かせない。関西5大学による各種共創活動は、大阪・関西万博が目指すテーマの根幹となる活動である。ミャクミャクとともに若い力を結集することで、誰一人取り残すことのない「健幸」社会の実現に貢献できるものと確信している。

■連絡先

森ノ宮医療大学 学長室 企画課
kikaku@morinomiya-u.ac.jp

C10271
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