日本を訪れる旅行者はリピーターが増加傾向にあり、団体旅行やツアーを利用することなく個人手配によるFIT（個人旅行）が主流となっているが、言語の問題による情報収集の難しさや交通機関利用方法の複雑さ等によって、行きたい場所があっても行けずに諦めている旅行者が多く存在する。そういったFIT（個人旅行）訪日旅行者の煩雑な手配を軽減し、気軽に食事やショッピング、宿泊等のすべてがパッケージ化されたバスツアーを旅行商品化して提供するため、有識者・ランドオペレーター・旅行会社・DMO・バス会社・近畿運輸局によるコンソーシアムを結成し、万博を契機とした関西広域周遊の促進及び地方誘客に向けて共創して取り組む。

情報発信・PR: 「関西広域周遊バスツアー」に関する情報発信・PR

日本／関西２府８県（福井県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、徳島県）

「関西広域周遊バスツアー」検討会メンバー

関西全体を「万博会場」に、各地域を「パビリオン」に見立て、万博会場の外にも関西という万博会場があるというコンセプトで関西全体のパビリオン化を具現化することで、万博来訪に合わせて大阪周辺を訪れる旅行者を関西広域周遊へと促す。
そのための手段として、万博に来訪する訪日外国人旅行者をメインターゲットとした「関西広域周遊バスツアー」を造成・商品化することで、関西広域周遊及び地方誘客につなげる。また、万博終了後も「関西広域周遊バスツアー」が関西に定着することにより、関西広域周遊及び地方誘客を促進し、地域の活性化につなげる事は、大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」に即したテーマと言える。

近畿運輸局　観光部（kkt-kansai-bustour@gxb.mlit.go.jp）