
瀬戸内の島を舞台にSDGsについて学ぶ─「せとうち島塾」─
共創チャレンジ
2024.07.23



法人
チーム名 | 本州四国連絡高速道路株式会社 |
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共創メンバー | 本州四国連絡高速道路株式会社 地域連携部地域共創課 |
現在の活動地域 国/地域 | 日本 瀬戸内地域 |
活動テーマ | /////// |
我が国では少子高齢化・人口減少が進展しており、これは瀬戸内地域も例外ではなく、特に島に目を向けると、高齢化や人口減少は驚くべき速さで進行しこれに伴う様々な課題も一層深刻化しています。
本四高速(株)は、瀬戸内の未来を考え、観光のみにこだわらない地域の活性化に向けて、さらに、人口減少等に伴う課題の解決の一助とするとともに、SDGs について考える機会の創出を目的として、塩飽諸島にある香川県丸亀市の讃岐広島にて「せとうち島塾」を開講しました。
「せとうち島塾」は2022年5月から始まり、社内の若手社員を対象とした社内研修及び関係機関の方々を対象とした社外研修として実施しています。
研修では、島の課題や活性化事業等の座学、登山道整備(クリーンウォーク)、猪のくくり罠体験、里海活動(海ごみ調査・海ごみ講座)を体験し学びます。さらに、「島塾インストラクター」としてご協力いただいている島民と交流し、島の未来についてそれぞれの想いを直接伺うことで、参加者にとって、島の課題と向き合い、自分たちに何ができるのか、日々の業務に務めるうえでの心持ちなどを考え直す機会となっています。
ネットワーク: 開講地である島々の協力や、参加者および講師とのネットワークが不可欠です。
讃岐広島(香川県丸亀市)を主舞台として開催を継続し、今後は、社内研修および社外機関による企業研修として展開を考えています。
瀬戸内の環境保全活動に興味のある企業、団体
フィールドワークを通した人材育成研修を行う企業、団体
せとうち島塾では、島の方々や自治体と協同した企業研修を通じて、人口減少等に伴う課題の解決の一助とするとともに、SDGs について考える機会の創出を目指し、瀬戸内の未来を考えることで、「いのち輝く未来社会へのデザイン」の実現に向けて取り組みます。
本州四国連絡高速道路株式会社
地域連携部 地域共創課
当社は瀬戸内に立脚する「瀬戸内企業」として、塩飽諸島を中心に、島旅の魅力発見・魅力発信による観光振興・交流人口の増大を目指すことを目的に、2019年度より「島旅の活性化」に係る取組みを行っています。
瀬戸内の島々は少子高齢化や人口減少が著しく進行しており、その中で失われていく豊かな文化や自然、歴史が沢山あります。
私たちは、観光のみにこだわらない地域の活性化に向けて、これらの島の課題を通じ、SDGsについて考える機会の創出を目的として、2022年5月に第1期せとうち島塾を開講しました。
このチャレンジの投稿
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2025.03.11
2024年度「せとうち島塾」実施報告
本州四国連絡高速道路株式会社では、香川県丸亀市讃岐広島にて、2024年度 計5回の「せとうち島塾」を開講いたしました。 当社の2024年度新規採用社員研修を1回、グループ会社社員研修を3回、当社関係機関をはじめとした外部研修を1回実施し、計88名にご参加いただきました。 プログラムでは、実地研修や意見交換会を通して、参加者同士や島の方々との意見を交わしながら、普段の業務から離れて、瀬戸内の島の現状と課題について学んでいただくことができました。 一部開催時には、新たなプログラム内容として、島内の空き家マップを作成するフィールドワークを行い、空き家の現状を学び活用方法を提案するなど、より深く島の未来を考える機会となったと思います。 「せとうち島塾」は累計14回の開講となりました。 来年度も引き続き開催し、離島の未来やSDGsについて考える機会の創出につなげていきたいと思います。