学校の枠を超えた人たちとの作品つくりプロジェクト
共創チャレンジ
2024.06.24
法人
チーム名 | 朝日塾小学校探究科チーム |
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共創メンバー | アルマ・クリエイション株式会社 |
現在の活動地域 国/地域 | 日本/岡山 |
活動テーマ | / |
朝日塾小学校探究科チームでは、本校内だけの関わりではなく、広く地域や世界に向けて、年代や人種・性別・宗教、障害の有無といった違いを超えて子どもたちが一緒に作品を作ることを通じて、お互いに理解し、共創の楽しさや意味や重要さを知る取り組みをしています。
具体的には、昨年度、5年生にカンボジアの貧困地区の施設の子どもたちに絵を描いてもらい、その絵を並べ替えて、お話にして絵本に仕上げるという取り組みをしました。事前事後学習も行い、その取り組みによりカンボジアをよりよく知ろうと興味を持つ子がいたり、逆に日本語や日本に興味を持つカンボジアの子どももいたりしました。
本年度は、より発展的に他国の子どもたちとの子どもとの共創や国内ではありますが幼稚園児との共創、ろうあ者との共創といった取り組みを予定しています。
そういった他者とのかかわりの中で、よりよい自分とは何か?よりよい学校とは何か?よりよい社会とは何か?といったものをレポートする予定です。
未来への提言
子どもたちを共創の中心に置くことで、その過程で理解し合い、その経験が活かされ、よりよい世界、よりよい未来の創造に寄与するものと考えます。
また、副産物として先入観のない共創作品ができあがり、意図せず込められたメッセージも織り込まれ作品として価値の高いものができあがると期待しています。
これまでの経緯
朝日塾小学校では、2016年から毎年カンボジアの方との交流をしています。カンボジアのパラリンピックの代表選手が来校した年もあれば、留学生が来校した年もあります。日本との違いを学び、支援物資や募金を集めて送ることもありました。それはそれで活動として尊いことなのですが、何か形に残ることはないかということで、昨年度、「絵本を創る」という取り組みをしてみました。現地の子に絵を描いてもらい、本校の児童がお話にするという取り組みです。出来上がった作品の一つにクメール語の翻訳を付けて、データの状態で、現地で紹介してもらったところ、とにかく子供たちがものすごく喜んだそうです。日本や日本語にたいして、よりいっそう興味を持つ子もいたそうです。その話を聞いて、クラウドファンディングで資金を募り、印刷物として形にしようということになりました。一つの取り組みとしては、ここまでなのですが、本校では、毎年オーストラリアへの語学研修を行っているということや海外の子どもたちとペンフレンズとして交流を持っている子もいるということもあり、カンボジア以外の国とも共創ができそうだという話なり、学園が幼稚園も中等教育学校も持っているので、異校種との共創もできそうだという話にもなり、現在調整中です。
万博の年には、カンボジアとの交流が始まってちょうど10年なので、そのことも踏まえて、いろいろ取り組みたいと計画中です。
人材: 国内外を問わず、背景の違う人
日本全国・世界各国(WEBツールを使うなどして)
国内外を問わず、背景の違う人
共創の活動を通じて、偏見や差別といったものが一つでもなくなれば、「いのち輝く未来社会」近づくと感じたから。
yamazaki@almacreation.co.jp