公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2023.03.07
法人
ごみは食品残渣やプラスチックのような有機物とガラスや金属のような無機物が混っていて収集後のその処理は焼却か埋設かのいずれかとなっている。そのうち有機物についてはその組成からガス化して燃料として利用することができるので、その追究により資源の有効利用が図れるため、設置可能性のある自治体や廃棄物処理業者の理解を得て、この施設の普及に取り組むことにより、CO2排出を極小化した形でのゴミの有効利用ができるような社会の構築を図っていきたい。 また、この設備はコンパクトであるため万博会場に設置することもでき、会場内で発生する食品残渣やプラスチックゴミ、紙ごみなどをまとめてガス化し電力、熱利用が可能にチャレンジしたいと考えている。 又、CO2や窒素Nなど気体分子を直接変化させる分子乖離技術として110年前にノーベル賞を受賞したラザフォード博士が発見した理論があり、その後世界中で研究され現在に至り、私たちはそれに一番近い技術を作り上げたと考える。世界中に分布しているトリウム鉱石から自然に発生するアルファ粒子線はウランやプロトニウムをも凌ぐ強烈で安全なエネルギーだがまだ開発が進んでいないのが現状。外部圧力、熱、電力など一切加えずにアルファ粒子線エネルギー140億年放出する優れもの。放出されたエネルギーは、地球上の気体状の全ての分子結合を瞬時に乖離、又は逆に結合させる能力を持つ。地球温暖化防止にCO2削減が急務な中でこのアルファ粒子線の分子乖離技術を活用してCO2をCOとOに変換し、COエネルギーとして循環・活用させるための実験装置を開発いたしました。これを活用しCO2排出削減努力を果たしたい企業の方々と共同研究を進めていき、CO2排出している燃焼設備などに設置することを通じてCO2排出削減を果たしていきたいです。また、アルファ粒子線を活用して大気中に豊富に含まれている窒素Nを水素Hと酸素Oに変換する新しいエネルギー社会を実現します。 燃料として水素活用を志向する輸送体を開発したい企業の方々と共同研究を進め、未来のエネルギーの水素を現場で生み出すオンデマンド製造・供給を果たしていき、これらの開発が進むことにより、万博会場では、CO2を回収してCOエネルギーとして使用し続ける機構を披露したり、世界に向けてあっと驚く日本発の未来技術とこの万博会場での実現にチャレンジしたい。
バイオマスガス化利用・アルファ粒子線エネルギー利用でCO2ゼロ社会を実現したいです。これにより次世代に安心できる地球を贈ります。
フィンランドの木質チップ研究者が「煙が燃える」と仮説を立て、その理論の実証に協力して以来、バイオマスガス化炉を研究し、現在では高さ1.5m程度の炉で、立上げ時間も短く、0.65秒でガス化がなされる炉が完成した。フィンランドにある弊社子会社で製造している。また、ラザフォード理論の実現のために、アルファ粒子線エネルギーを発するトリウムの加工、製造過程を実現させ、政府による原子炉等規制法での加工・活用認可を得てアルファ粒子線の活用ができる研究環境・製造環境を整えた。 ゴミの有機物についてはその組成からガス化して燃料として利用することができるので、その追究により資源の有効利用が図れる。そうした設備は分散して地域に設置できるといいと考え、そのために経済性(小型化、高速処理化、消費エネルギーの極小化)の追求を行った。 これは燃焼過程を経ることはないため、CO2の発生は少なく、環境にも優しい。現在、その開発が終わり、現在二本松市に実機を設置している。
CO2の排出抑制を果たしながら豊かな人間生活を送るために必要な本技術を普及することにより、万博のテーマである「いのち輝く未来社会」の構築を可能としたい。
7 捨てる予定の有機物の再利用での発電・熱利用を果たす。CO2の排出も極小。 13 排出するCO2を分子乖離技術で再利用可能なCOを発生させる 自然界で発生しているアルファ粒子線のエネルギーにより窒素を分子乖離技術で水素を発生させる 15 バイオマスガス化発電・熱利用で森林の有効活用と再生が図れる。
お問合せは㈱未来環境エナジー
電話 03-3556-5851
代表メール info@fee-japan.co.jp
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