公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2023.03.07
法人
「日本のトイレ」は日本に旅行に来る外国人の「観光スポット」のようなものになっています。ある会社の調査では「日本で楽しみなもの」のアンケートで「トップ3」にトイレが入ったことがあるそうです。日本のトイレは多機能で便利で清潔。どんどん広まって欲しい日本の文化です。ところが、トイレにこだわり、トイレに一番力を入れている建物はあまりありません。 トイレは排泄だけの場所ではなく、身だしなみを整えたり、一息ついて気分を切り替えたり、意識を変える場所でもあり、トイレが自分にとって快適な場所になると、健康で安心な暮らしにもつながります。 トイレ便器の節水型の導入など環境を意識した取組は勿論のこと、男性、女性、大人、子ども、高齢者、健常者、障がい者、等、誰もが安心して使えるトイレの設計に取り組むことで、トイレ+リフレッシュスペースを実現し、従来のトイレの役割を超えたウェルネス空間を作ることを目指しています。
世界に誇れる日本のトイレを日本文化としてさらに発展させ、全国に、世界に広めるお手伝いをします!
私自身が幼いころに便意を周りの大人に伝えられず、それが原因で大病をしました。便意が伝えられなかったのは、和式トイレが苦手であったり、音漏れが気になったり、匂いがしたり、となかなか幼児一人で行きにくい場所だったからというのも要因だったと思います。その経験から、トイレは行きたくなる場所、お気に入りの場所にしたい、という思いがありました。今回、その思いにSDGsという視点も加わえることで、トイレを変えることで未来を変えれる!という思いに至りました。
「万博」では新しい技術や商品が生まれ生活が便利になる「きっかけ」となります。と開催目的に謳われております。 トイレという限られた、しかし必要不可欠なスペースから生活が便利になる、豊かになる工夫をし、未来の社会につながるデザインに貢献します
目標6・・・すべての人が適切な方法による下水処理やごみ処理などの衛生設備が整った環境で暮らせることを目指す、また衛生設備について女性や女の子、最も弱い立場にある人々のニーズに注意を払うことで、課題解決に役立つものと考えています。目標11・・・すべての人が水・電気などの必要なサービスを得られる安全な家に住むこと、これをまずはトイレから、という観点で取り組んでいます。特に子どもや女性、障害者、高齢者など配慮が必要な人々にとって、安全で価格が安く、かつ環境に配慮した公共スペースとしてのトイレ設置も目指します。
トイレ改修でSDGs!!
大東市のA工業様のトイレ改修工事を完了しました。節水型洋式トイレと芯なしペーパー用のトイレットペーパーホルダーを設置。 床も水を流さずに掃除できるタイプになり、節水かつ清潔です! 女性にも環境に優しいトイレになりました。
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