ロコモティブ・シンドロームの予防のDX センサーで歩行能力を自動評価するシステムの実証実験

共創チャレンジ

2023.02.15

法人

チーム名リハミル
共創メンバー工藤慎太郎(森ノ宮医療大学インクルーシブ医科学研究所)、宮下敏則(森ノ宮医療大学付属ベイクリニック)、凸版印刷株式会社、株式会社フォーカスシステムズ
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマ科学技術、バイオテクノロジー / 健康・医療(ライフサイエンス、ヘルスケア) / Society5.0 / DX(デジタルトランスフォーメーション) /

私たちの共創チャレンジ

現在、私達はふくらはぎに貼付したセンサーから歩行中に床を蹴る力と運動の滑らかさを自動評価し、その結果に基づいたリハビリトレーニングを自動で指導するシステムを構築しています。今回の共創チャレンジでは、実際に測定するシステムを運用するための課題を集めるために、多様な年代や性別の方々の歩行データを取得する実証実験を行います。

未来への宣言

経験知のDXでいつまでも元気に歩くを支えます!

きっかけ

森ノ宮医療大学での研究を通じて、高齢者の歩行能力を推定する重要な指標となる歩行中の足関節で発生するパワーを小さなセンサー1つで計測することができるようになりました。昨年から凸版印刷とフォーカスシステムズと共同でシステム化し、社会実装を目指して議論を重ね、システムの試用が可能になってきました。

取組の展開

今後展開したい地域・方法森ノ宮医療大学附属大阪ベイクリニックやアジア太平洋トレードセンター(以下ATC)でのイベントを通じて、地域で健康に歩いていらっしゃる方々の多様なデータを収集していきたいと考えています。とくにATCは大阪市の海の玄関口になり、様々な年代の方のロコモ検診を行い、歩行データを取得したいと考えています。
共創を希望する方々ATCを訪れる方々、森ノ宮医療大学ベイクリニックを訪れる方々のご協力が必要になります。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

健康で移動能力を維持することは、人生を輝かせるために重要な一つです。まさに、いのち輝く未来社会をデザインするために、“歩く”を科学的に研究することは大事なことだと考えています。

SDGsとの関わり

高齢社会において、多くの人が直面する問題が加齢に伴う移動能力の低下です。我が国ではロコモティブ・シンドローム(以下ロコモ)として知られています。このロコモを予防する取り組みはすべての人に共通する健康課題です。

【問い合わせ先】

森ノ宮医療大学 事務局企画課

mail:kikaku@morinomiya-u.ac.jp

TEL:06-6616-6911