車いすアメリカンフットボール

共創チャレンジ

2022.11.28

法人

チーム名車いすアメリカンフットボール
共創メンバーえりぴ
Manta
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマこども、子育て、教育、次世代育成 /

私たちの共創チャレンジ

アメリカンフットボールをベースに開発された「車いすアメリカンフットボール(以下:車いすアメフト)」を使った活動です。それぞれの競技は、プレイすることで多様性(ダイバシティ)を頭と体で実感することができます。
アメリカンフットボールは、選手の役割が高度に細分化されています。個人の特性に合わせて役割があります。多様な人材が集まり、それぞれが自分の得意を発揮することで成果を上げることができます。ひとりのヒーローよりもチームワークが大切なスポーツです。
車いすアメフトはスポーツ車いすを使うことで老若男女、障がいの有無に関係なく誰もが一緒に試合に参加することができます。

未来への宣言

少子高齢化によって人口が減少する日本が成長するためには、多様性という概念が最も重要となります。誰もが小さな力を発揮することで、社会と経済を成長させなければなりません。
私たちが目指している社会は、障がいがあっても共に活躍できる社会です。
障がいを持つ人達がコミュニティ、社会、世界を作りに参加すれば、優しい持続可能な世界になります。そのために、体験すれば一瞬で多様性の本質を理解できるスポーツの普及を目指します。

きっかけ

2007年、代表の糸賀亨弥が母校天理大学のアメリカンフットボール部の監督時代に、教え子が試合中の事故で体の自由を失い車いすでの生活を余儀なくしました。その教え子にもう一度アメリカンフットボールをさせてやりたいとの思いから、2009年に独自に開発したスポーツです。2011年アトランタ大学訪問。日本各地の学校(小中高大)での授業、スポーツイベントで車いすアメフトの実演を行い普及に努めてきた。2019年アメリカンフットボールの学生日本一決定戦「甲子園ボウル」において、その功績に対して功労賞を与えられた。現在も学校、地域で普及活動を続けている。

取組の展開

今後展開したい地域・方法既にアメリカジョージア大学との交流があります。第一段階として、ジョージア州と関西圏でこの競技をしっかりと根付かせたいと考えています。その後、アメリカと日本の各地に広めて行きたいと考えています。
第1段階:関西圏・ジョージア州
第2段階:日本各地・アメリカ各州
共創を希望する方々多様な人々が参加活躍することで事業の拡大が可能になることを理解している企業。
多様性を教育に取り入れたいと考えている教育関係者。
多様性を訴求している地方自治体

大阪・関西万博のテーマとの関わり

大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」
どんな命も輝いています。戦後日本の福祉の巨人糸賀一雄が「この子らを世の光に」という有名な言葉を残しています。障がいを持つ子ども達が、私たちの住むこの世の中を照らす光であることを訴えています。
障がいのある人もない人もこの活動を通じて輝くことで、いのち輝く未来社会の実現に向けて一歩踏み出すことになればと考えています。

SDGsとの関わり

このスポーツは車いす(スポーツ車いす)に乗ることによって、身体の限界から自由になれるという不思議な体験をすることができます。例えば老人は車いすに乗ることで、自分の走る速度より速く動くことができます。「車いす=障がいのある方の道具」という認識が根底から崩れます。人は能力を補い合えば一緒に素晴らしいことが成し遂げることができるのではないかという意識になることができます。我々の思いに近い上記3つのテーマを選びました。

糸賀亨弥

090-3654-2429

wfj.itoga@gmail.com