私たちの共創チャレンジ
・大阪市大正区、港区、西淀川区には様々な業種のものづくり企業が集積しています。
・このメリットを生かして、ものづくり企業とともに、ものづくり体験イベントなどの開催を通じて、まちの魅力向上やものづくり人材の育成等を図ることを目的に公民連携プロジェクトを継続的に展開しています。
・具体的には、「環境」「リサイクル」「健康・福祉」「SDGs」をテーマとしたイベントの開催や、工場見学と商店街での買い物をセットにしたまち歩きツアーなどを開催しています。
・これらの取組を通じて、大阪・関西万博の開催PRを図るとともに共創の輪を広げていきたいと思います。
・また、SDGs達成に貢献するとともに、ひとりひとりの「いのち」が輝き、区民がいきいきと暮らすことができる地域社会を創造していきたいと思います。とりわけ、こどもたちが未来に夢や希望を持ってくらせる地域社会の実現に貢献していきたいと思います。
未来への宣言
・「ものづくり」が今の暮らしの中で貢献していること、また、住み良い未来社会を提案・創造し、人々に「夢」や「希望」を与えている職業であることを体感し知ってもらうことで、「ものづくり=カッコイイ」というイメージの醸成を図ります。
・また、大阪・関西万博への参画を通じて、「SDGs達成」「いのち輝く未来社会」を意識した取組を考え実践していける地域社会をめざします。
きっかけ
近年の産業構造や操業環境の変化、従業員の高齢化や後継者不足等により、区内の事業所数や従業員数が減少してきました。これは周辺地域の人口減少にもつながっています。これらの課題に対応するべく平成25年から企業と行政等で「ものづくり事業実行委員会」を組織し、こどもたちにものづくりの素晴らしさを伝える体験型のイベント「大正ものづくりフェスタ」や、ものづくり職人の高度な技術を間近で体感する工場見学会の「大正・港オープンファクトリー」、そして全国からの修学旅行におけるキャリア教育を受け入れる「修学旅行生ものづくり工場見学ツアー」等を継続的に実施することで、ものづくりのまちとしての魅力発信と、ものづくり企業のネットワーク強化を進めるとともに、新たな人材の確保や住工が混同した環境に対し、相互理解を深められるよう取組みを進めています。
現在「ものづくり事業実行委員会」には、目的を同じとする区内のものづくり企業が参画しているとともに、当事業の取組みへ、毎年約50社以上の企業や団体が賛同、協賛しています。
今後も、独自のものづくりネットワークを活用し、住み良い未来社会を提案・創造することをめざすとともに、子どもたちに「夢」「希望」をあたえる取組みを進めてまいります。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
ものづくり事業におけるイベント等に設定しているテーマ「SDGsの達成」