公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2023.02.17
法人
『幼児教育現場を芝生化したい!』 全国約20,000の幼児教育現場における園庭緑化を行っている施設は数%に留まります。 主に土の園庭(グラウンド)で構成されており、遊具・砂場は備わっていますが、人口密集地の幼児教育現場では街に緑が少ない上、園庭にも緑はほぼない状況です。 園庭の緑化を行うことでの教育効果を実証すると共に、地域のゴルフ場(現在約20施設と連携)等から廃棄予定の芝を提供して頂き、自然の再利用を行う事で、循環型且つ、継続性のある仕組みにしています。また、多種多様な企業からの支援(ヒト・モノ・お金)を頂き、参加企業のCSR活動へと変えていきます。
≪自然の命を再生させ、緑化で教育現場の可能性を広げる≫ EVERGREEN緑化プロジェクトを詳しくご説明する前に、こどもたちの生きる力を育むために必要な自然環境が減っていってることで起こる「3つの社会課題」について記載いたします。 ①保育の質が低下する 乳幼児期は人格形成の基礎となる大切な時期であることが幅広く認知されてますが、近年も保育の質の重要性についての認識が強まっています。五感を感じることができる緑化環境が減ることで、保育現場では怪我の増加や熱中症、運動能力の低下(浮指の増加・土踏まずの形成が遅れる)、心身の不安定化・発想力の低下、そしてコミュニケーション環境の縮小化などが挙げられます。 ②自然がある環境や教育現場が減少する ここ数十年、地球全体の森林はものすごいスピードで減っています。1990年から2000年までの10年間では日本の面積の3倍の森林がなくなり、2000年以降も毎年1500万haのペースで減少していく予想です。(※1500万haというのは本州の2/3にあたる面積)また、全国約20,000の幼児教育現場におけるグラウンドの中で、園庭の緑化を行っている教育現場の数は5%未満に留まっている現状です。 ③園庭緑化の為の費用や人的コストがかかる 未だ緑化を実施できていない事業の理由としては、新たな天然芝を購入し造園業者に依頼する場合の施工費用が高額になることから園庭緑化に予算をかける優先順位が下がっています。更に、管理における時間や人的コストが非常に困難である点や、天然芝に関する専門知識が不足している点から作業面の大変さが課題となっています。 私たちは、地球環境問題のカーボンニュートラルを目指しつつ、こどもたちの自然共育、自然学習などの教育の質を高めることを目的として教育現場の園庭芝生化を実施し続けます。教育現場の他、病院、公共の場、企業の施設においても循環型緑化を実施していきます。 【教育現場での芝生化の将来性】 ●教育的効果 保育の質を高める(五感を感じる・自然共育・自然学習)/ コミュニティーガーデン / 体力向上 ●健康に関する効果 ストレスのない保育 / 目も心も癒される / 外遊びの増加(偏平足改善など) ●環境に対する効果 砂埃の軽減 / 熱的環境の改善 / 空気の質の改善 / 飛砂の防止 / 外観イメージの向上
《ゴルフ場の廃棄芝を活用して、教育現場のこどもたちの健康保持をしたい》 現状、ゴルフ場では廃棄芝を山に捨てたり、廃棄回収業者へ処分依頼をしています。廃棄芝をそのまま捨てることはもったいないと思い、その廃棄芝を活かすことはできないか?と考えました。現在は主に兵庫県や大阪府のゴルフ場さまからの協力を得て、地域の方々と協力をしながら芝生の養生できる場所を確保し養生作業をしております。ゴルフ場からは「地域のこどもたちの健康に繋がるのなら廃棄芝を回収してください!」と快くご対応頂いてます。 こどもたちは、芝生園庭を裸足で元気に走ることで土踏まずが形成され健康的な身体の形成と正確な体を動かし方を学びます。「ふかふかで気持ちいいよ!」と寝転んだり、匂ったり、虫探しをしながら、芝生を全身で感じ取ることで、『五感で感じること』『自然共育』『自然学習』を体験します。 わたしたちは、“緑で繋がる こころの笑顔” をモットーに、まずは教育現場の園庭から、社会や家に笑顔と癒しの空間を作り、こどもが大人になる頃には、緑のある生活が当たり前の社会を創ります。
「いのち輝く未来社会のデザイン」のテーマとして こどもたち一人一人が自然共育を軸に自己表現できる社会にし、 教育や健康面だけではなく、 環境問題において再生芝の活用によりカーボンニュートラルを目指し続けます。
4) 質の高い教育をみんなに 質の高い教育機会を得ることは、持続可能な開発を生み出すための基盤であり、質の高い教育が欠けている理由の一つとして教育現場の環境設計の欠点が課題となっています。園庭緑化、芝生化にすることで、自然共育の学びを得られる体験として幅広い学びを得られる機会づくりになると考えます。 7) エネルギーをみんなに そしてクリーンに ゴルフ場の廃棄芝の再生を活かす循環型サイクルを利用することで、エネルギーへの普遍的アクセス、エネルギー効率の改善、新たな経済と雇用の機会を通じた再生可能エネルギーの利用拡大に注力することで、地域創生の観点からも、より持続可能で包摂的なコミュニティーをつくり、環境課題解決へと導くことができます。 15) 陸の豊かさを守ろう 地球の表面積の 30.7%を覆う森林は、食料の安定確保と住処の提供のほか、気候変動との闘いや、生物多 様性と先住民の居住地の保護にも鍵を握る役割を果たします。教育現場の芝生化をする前提として、ゴルフ場における廃棄芝を再生・活用することで、地球環境問題の脱炭素社会の構築や循環型社会の形成、自然との共生や快適な環境の確保に取り組みます。リサイクル素材やリユース・リサイクル可能な部材を積極的に活用する等3Rに取り組み、資源の有効利用を図ります。
お問い合わせは下記よりお願いいたします。
メールアドレス:sp.inc.reserved@gmail.com(担当:中西宛)
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