私たちの共創チャレンジ
今まで移動が困難で、健診や健康支援が届かなかった地域や産業保健師等のいない中小企業に対して、移動型の保健室として「健康相談」「簡易検査」「保健指導」を実施しています。キャンピングカーを使った移動型の保健車両「移動ほけん室」は、その活動を支える一つのツールとして、時には「検体測定室」に、時には「健康相談ブース」に、時にはチームが集う「ナースステーション」になり、人々の健康づくりを支える活動をしています。
未来への宣言
移動が困難で、健診や健康支援が届かなかった地域や産業保健師等のいない中小企業への健康経営の推進を通して、「医療格差」「健康格差」をなくしていきます。未来には、移動ほけん室を拠点にオンライン診療の補助を行うことにもチャレンジしていきます。
総括的に、人々がいつまでも生き生きと働き続けることを応援していきます。
きっかけ
私たちは、看護学校の仲間でそれぞれ地域、病院、職場で看護師や保健師として勤めてきました。家庭、職場、地域は、人々の暮らしの連続したシーンですが、人々の健康づくりはバラバラに行われ、また地域や職場によってサービスの格差があり問題が起きてから困っている人たちに適切なサポートが行えずにいました。少子高齢化は、その問題に拍車をかけ、健康格差を生んでいくと思っています。その格差に苦しむ人のためにできることをしたい、と会社を立ち上げています。人々がいきいきといつまでも働きつづけることを支援するために、家庭でも職場でも、身近で気軽に利用できる保健室を作りたいと思いました。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
医療・健康格差を無くすために、少ない医療・保健・福祉の人材とチームを組み、人々がいつまでもいきいきと働き続けることを支援する私たちの活動は、まさにいのち輝く未来社会のデザインです。