地域に、会社に、どこでも気軽に移動ほけん室

共創チャレンジ

2021.04.26

法人

チーム名チームフリンク
共創メンバー若井奈美 安原忍 高原千里 吉田治子(株式会社F・Link)/横山武史(横山中小企業診断士事務所)/品川 聡(中小企業診断士・社会保険労務士)/但馬久美(中小企業診断士)/瀬川 昇(瀬川昇税理士事務所) /瀬川奈美(株)瀬川コーポレーション /菊池厚子(OHN KIKUCHI)/飯田 文(出張整体 めばえ)/ 水越聡子 松永香苗(一般社団法人Office Career Navigate) / 豊田綾子(地域栄養ケアセンターとよだ)/弓場由起子(管理栄養士)/若井真帆(Maple co.)
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマ健康・医療(ライフサイエンス、ヘルスケア) / コミュニティ・まちづくり、住まい / 働き方改革、健康経営、ワークライフバランス /

私たちの共創チャレンジ

今まで移動が困難で、健診や健康支援が届かなかった地域や産業保健師等のいない中小企業に対して、移動型の保健室として「健康相談」「簡易検査」「保健指導」を実施しています。キャンピングカーを使った移動型の保健車両「移動ほけん室」は、その活動を支える一つのツールとして、時には「検体測定室」に、時には「健康相談ブース」に、時にはチームが集う「ナースステーション」になり、人々の健康づくりを支える活動をしています。

未来への宣言

移動が困難で、健診や健康支援が届かなかった地域や産業保健師等のいない中小企業への健康経営の推進を通して、「医療格差」「健康格差」をなくしていきます。未来には、移動ほけん室を拠点にオンライン診療の補助を行うことにもチャレンジしていきます。
総括的に、人々がいつまでも生き生きと働き続けることを応援していきます。

きっかけ

私たちは、看護学校の仲間でそれぞれ地域、病院、職場で看護師や保健師として勤めてきました。家庭、職場、地域は、人々の暮らしの連続したシーンですが、人々の健康づくりはバラバラに行われ、また地域や職場によってサービスの格差があり問題が起きてから困っている人たちに適切なサポートが行えずにいました。少子高齢化は、その問題に拍車をかけ、健康格差を生んでいくと思っています。その格差に苦しむ人のためにできることをしたい、と会社を立ち上げています。人々がいきいきといつまでも働きつづけることを支援するために、家庭でも職場でも、身近で気軽に利用できる保健室を作りたいと思いました。

取組の展開

今後展開したい地域・方法現在は、キャンピングカーを1台保有しています。
今後は医療・健康格差を縮小するために、全国に広げていきたいです。
共創を希望する方々・新たなフィールドで活躍したい健康づくりの専門職
・移動型保健車両の開発(ソフト面・ハード面)
・遠隔の通信機器等
・健康サービス格差を感じている企業、自治体
・住民の健康を推進したい自治体、自治会

大阪・関西万博のテーマとの関わり

医療・健康格差を無くすために、少ない医療・保健・福祉の人材とチームを組み、人々がいつまでもいきいきと働き続けることを支援する私たちの活動は、まさにいのち輝く未来社会のデザインです。

SDGsとの関わり

必要な場所に出向いていく「移動ほけん室」は、医療や健康格差をなくすことが目標です。すべての人に健康と福祉を届けたい、そうすることで地域や企業の成長につなげていきたい。
 また、医療機関や福祉機関などの場所を離れ、家庭、職場、地域に専門職の活動を広げるためにフィールドを作っています。新たな活躍の分野が働きがいに繋がり、一人一人の専門性が繋がることで目標を達成しようとしています。