私たちの共創チャレンジ
北区では子ども達が安心安全に暮らせる環境を確保するため、「こども110番」運動を推進しています。
街頭犯罪発生件数は減少傾向にあるものの特殊詐欺や子どもへの声掛け事案は増加傾向にあり、子ども達を見守る目がこれまで以上に必要となっています。これまでも小学校通学路の住居や商店を中心に「こども110番の家」への協力者を募り、フラッグの掲揚等を依頼してきましたが、マンション居住者が9割を占める北区の地域特性から協力対象を拡大し、街ゆく自動車、自転車、歩行者(区内在勤在学の方等)にも「こども110番」運動への協力を依頼しています。
具体的には、「こども110番」マークのステッカー(車両用)、自転車ひったくり防止カバー、缶バッチを作成し、趣旨に賛同いただける方へ配布し目につきやすい場所への掲出をお願いしています。
「こども110番」マークが普及・浸透することで、犯罪の未然防止、抑止力の向上を図り、子ども達が安心安全に暮らせるまちを目指します。
未来への宣言
大阪・関西万博の開催を機会として「人が集い、ともに支えあい、絆をはぐくむまち」づくりを更に推進します。
きっかけ
北区では子ども達が安心安全に暮らせる環境を確保するため、これまで小学校通学路の住居や商店を中心に「こども110番の家」への協力を依頼してきました。
協力いただける住居や商店には、子ども達が犯罪やトラブルに巻き込まれそうになった時、助けを求めてかけ込むことができるように「こども110番の家」のフラッグ等を掲げていただいてきましたが、当区ではマンション居住者が9割を占める地域特性から協力対象を更に拡大することを検討しました。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現しSDGsの達成に貢献するためには、「こども110番」運動の推進を通じて、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」サブテーマの「いのちを救う」「いのちに力を与える」「いのちをつなぐ」を体現し、万博機運の向上及びSDGsの啓発推進につなげていきます。
区民一人ひとりが地域で安心して暮らし、学び、子育てできるまちづくりを推進するとともに、地域力向上の場として実現していく姿はまさに「参加型万博」の形であり、参加者の皆が新たな「万博の主人公」となる姿を体現しています。