未来に向けて今できることを 進めよう!みんなのSDGs  ~身近な行動をふりかえり実践につなげる対話型アンケート~

共創チャレンジ

2022.10.27

法人

チーム名大阪市天王寺区役所
共創メンバー大阪市天王寺区役所、地域住民
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマコミュニティ・まちづくり、住まい / 環境、エネルギー / 防災・減災 / 大阪・関西万博の内容周知、テーマや意義の発信 /

私たちの共創チャレンジ

 2025年大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。開催意義のひとつにはSDGs達成も掲げられています。持続可能な社会の実現に向けて実践できることを一人ひとりに身近に感じていただくことが重要と考えています。
 天王寺区役所では、2022年9月28日(水)上本町YUFURA北側広場にて、みなさん一人ひとりが実践しているSDGsに繋がる取組についてシールを貼っていただくアンケートを実施しました。100人を目標にし、103人の方にご参加いただきました。
 アンケートボードには、「これなら実践している」「こういうことがSDGsの取組に繋がるのか」と確認していただきやすい身近な取組を15項目取り上げました。
 環境問題の印象が強いSDGsですが、このアンケートによって社会や経済の問題でもあることを知っていただけるよう、項目についてはできるだけ幅広い分野から選びました。
 また、災害に備えた取組など、区役所としてぜひ実践していただきたい項目も盛り込みました。
 15の項目から「もう意識的に取り組んでいます」という項目には緑のシール、「これから取り組みたい」という項目には赤のシールを貼っていただきました。
 項目については、あくまでも考えるきっかけになりそうな取組のほんの一例として選んだものですが、アンケートにご参加いただいた方からは、「これでふだんの自分の取組の状況を確認できるからいいね」との感想もいただきました。
 アンケートでは、単にアンケートに答えるのではなく、対話しながらシールを貼ることで、取組の意図を説明したり、取組について意見交換したりできたので、区役所としてもみなさんがSDGsについてどのように考えているかを直接聞くことが出来たとともに、参加いただいた方にSDGsについて考えていただくきっかけになりました。
 また、対話の際に、万博の開催意義のひとつに「SDGs達成」があるということをお伝えすることで、万博とSDGsのつながりについても知っていただけたので、今後、万博とSDGsのつながりについても意識していただけると考えます。
 機会をとらえて継続的に取り組んでいきたいと考えています。

未来への宣言

 区民とともに日常をふりかえり、すぐにでもできる身近な取組を一緒に考え、実践につなげることにより、SDGsを意識して取り組んでいただける方を増やし、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいきます。

きっかけ

 「SDGsの達成への貢献」に向けた事業を検討していたところ、まずは地域住民がSDGsについてどのように考えているのかを直接対話しながら知りたい、という思いが生まれ本チャレンジがスタートしました。

取組の展開

今後展開したい地域・方法 天王寺区内で開催されるイベントなどで展開し、より多くの方と対話しながらSDGsについて考えていただき、普段の生活において自分のこととしてSDGsに意識的に取り組んでいただける方を増やしていきたいと考えています。
共創を希望する方々 私たちの共創チャレンジの趣旨にご賛同いただける個人・地域団体のみなさん。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

 一人ひとりがSDGsの取組について考え、行動するためのきっかけを生み出すことが、ともに「いのち輝く未来社会」をデザインすることにつながっていくものと考えています。

SDGsとの関わり

 SDGsに掲げる「17 パートナーシップで目標を達成しよう」を中心に、17ゴール全てに関連しています。

担当:大阪市天王寺区役所企画総務課(事業戦略グループ)

電話:06-6774-9910