つるし飾り

共創チャレンジ

2022.07.07

個人

チーム名つるし飾りプロジェクト
共創メンバー地球屋
鈴村瑞宙
小林靄
吉岡克子
主な活動地域日本 / 群馬
活動テーマこども、子育て、教育、次世代育成 / 文化・芸術(アート) / エンターテイメント / 地域活性化 / 工芸 / ものづくり、サービス / 生活用品、ファッション / コミュニティ・まちづくり、住まい / 循環型社会、サーキュラーエコノミー /

私たちの共創チャレンジ

 江戸時代に始まり宮廷・武家から庶民までが子供たちの健やかな成長を願い、無病息災・良縁を願って手作りされ飾られた伝統的な「つるし飾り」を体験する文化教育となります。
 このつるし飾りが始まったのが江戸時代といわれています。一般家庭では 雛人形は高価なもので、なかなか手に入りません。生まれてきた子供の幸せ を願う気持ちは皆一緒です。母親や一族、近所の人たちが小さな人形を作り、お祝いに持ち寄り始めたのが始まりのようです。皆の思いを詰めて作られたつるし飾りは子供の大事なお守りとして大切にされています。
 この日本のつるし飾りを世界に知ってもらうことで日本の身近な伝統文化や風習を理解してもらい、伝統的な価値観や風習、日本人の思い、歴史や文化を世界中の方々に伝えていきます。

未来への宣言

 日本国内・海外の旅行の方々につるし飾りを知ってもらい、作ることを勧めるために、古来の難しい作り方ではなく、やさしく書き直した「きっと出来るキット」などを用意しています。海外の方は勿論のこと、小学生から作れるようなキットも用意して、気軽に参加できるようにしています。
 今から11年前の「東日本大震災」の時に避難して来られた方々に教え始めためたのがきっかけで、故郷へ帰られてからも習ったつるし飾りを仕事として現在も続けてくれています。このような取り組みも地域の活性化に繋げられるのではないかと考えています。

きっかけ

現在しきりと叫ばれている「NIE]の活動を、11年前の東日本大震災の時に利用しました。小学1年生の授業の一環としてつるし飾りを作り、その中に震災に会われた方へのメッセージを書いて中に入れました。当日前に児童に「震災のことを学ばせ、実情を話し、メッセージの書き方を教えて、さらにつるし飾りの作り方を教えての参加でした。授業崩壊をいわれていた児童が3時間、出歩きもせず真剣につるし飾りを作ることに専念し
たのです。これはNHKや各新聞社を通じて全国放送されましたが、ものつくりの神髄みたいなものが感じられた瞬間でした。小さいうちにこんな経験をさせておくことが大事と痛感した次第です。

取組の展開

今後展開したい地域・方法 日本国内・海外の旅行の方々につるし飾りを知ってもらい、作ることを勧めるために、古来の難しい作り方ではなく、やさしく書き直した「きっと出来るキット」などを用意しています。海外の方は勿論のこと、小学生から作れるようなキットも用意して、気軽に参加できるようにしています。
 今から11年前の「東日本大震災」の時に避難して来られた方々に教え始めためたのがきっかけで、故郷へ帰られてからも習ったつるし飾りを仕事として現在も続けてくれています。このような取り組みも地域の活性化に繋げられるのではないかと考えています。
共創を希望する方々・日本中の学校、企業、教育機関、行政など日本古来の文化を発信共有できる方々
・日本固有の伝統、文化や風習などに興味があり、関心をもっていただける海外の活動団体や交流事業団体
・国内外の環境協会や文化促進団体

大阪・関西万博のテーマとの関わり

 親から子へ、子から孫へと伝える日本古来の伝統文化のきずなが希薄になっています。つるし飾りを通して、これらの文化の継承が復活され、広く世界に伝統文化として日本人の心を伝えるきっかけとしたいと思います。
会場でも作り方を教えて、記念に参加して飾っていく、またお土産とし持ち帰るようなことが出来たらと考えています。

SDGsとの関わり

 SDGSは世界でも、日本でも勿論のこと我々の生活に密着しています。着物を洋服に仕立て直したり、その端切れでつるし飾りを作ったり、パッチワークをしたり、裂き織りをしたりして、最後の最後まで生かしていることを自負しています。勿体ない精神の最たるものであると思っています。

       13556個の吊るし飾り

お土産用 幸招鶴