私たちの共創チャレンジ
大阪市北区にある豊崎東会館・大淀寮は、豊崎東地域の福祉を支えるとともに、様々な地域活動が実践されてきた施設は用途廃止、解体することになりますが、その跡地を活用して新たな地域集会施設として生まれ変わることを予定しています。
地域住民のまちへの愛着や、豊崎東の高い利便性を生かしてこれまで培われた様々な活動を継承、発展させ、時代の変化による新たな課題にも対応できる拠点づくりを目指して、大学院の教授、学生が支援するなか、夢づくりとして、地域住民が中心となり、基本構想をまとめています。
地域集会施設の基本構想づくりを通して、地域住民や大学院の教授や学生など、多くの人が関わり、地域活動や地域コミュニティの重要性とそれをデザインすることを学ぶとともに、その取り組みを通して、豊崎東地域の歴史、地域魅力を再確認し、質の高い教育と愛着あるまちづくりを同時に進めています。
多世代が交流し、これからの時代に即した新たな地域集会施設のあり方を研究しながら、地域のコミュニティ力も高め、地域魅力の再発見、愛着あるまちづくりにも貢献するとともに、これからも誰もが暮らしやすい街づくりに資するため、地域拠点の事業を通して街の課題解決に取り組みます。
未来への宣言
大阪・関西万博の開催を機会として「人が集い、ともに支えあい、絆をはぐくむまち」づくりを更に推進します。
きっかけ
大阪市北区では豊崎東会館・大淀寮は用途廃止、解体の決定を契機に、地域活性化のため、地域住民が中心となり、その跡地の一角に新たな地域集会施設整備等の基本構想を検討しています。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現しSDGsの達成に貢献するためには、次世代を担う子どもたちや地域住民が夢や希望をもち輝くことが重要です。
家族や友人をはじめとした人とのつながり、地域コミュニティとのつながりを通じた拠点を整備することで、地域の「いのち輝く未来社会」を目指すとともに、地域活動への支援をより一層充実させ、区民一人ひとりが地域で安心して暮らし、学び、子育てできるまちづくりを推進し、様々な世代・関係者が関わって1つの取り組みにおいて協力しながら実現していく姿はまさに「参加型万博」の形であり、参加者の皆が新たな「万博の主人公」となる姿を体現しています。