曽根崎小学校を支えた松杭の保存展示に向けた取り組み

共創チャレンジ

2022.09.29

法人

チーム名大阪市北区役所
現在の活動地域 国/地域日本 大阪
活動テーマ
■共創チャレンジの内容

「時代を超えて文明、文化を支え続けた杭基礎」である曽根崎小学校を支えた松杭のオープンスペースでの展示を行います。
松杭の保存には大学教授や文化財の専門家が支援、また展示には優秀技能者が彫刻を施した架台等を提案するなど、多くの人が関わり、その取り組みを通して当時の文化、土木建築技術、木彫等の伝統技術などの質の高い教育につながります。
また、埋蔵文化財の松杭の保存展示に向けた取り組みを通して、地域の歴史等を学ぶとともに、地域への愛着を高め合い、質の高い教育と後世への技術の伝承、愛着あるまちづくりを進めるとともに、子どもたちや地域住民の方へ、ものづくりを通じた「物を大事にしていく」ことの重要性を感じていただくとともに、幅広い文化活動への支援を通じた地域の文化遺産の継承・発展などの実現を目指すとともに、地域活動の拠点に当時の文化や技術が語り継がれる機能をもたらします。

■展開したい地域

大阪市北区役所では、この埋蔵文化財の松杭の保存を通じ、技術・歴史の重要性の周知と、文化財を通じて地域の活性化につなげていけるよう、多くの方にご覧になっていただけるような取組を行います。

■共創を希望する方々

文化財に関心を持っておられる各自治体・公共機関・学校・企業等
土木技術や北区の歴史に興味がある方々

■大阪・関西万博テーマとの関わり

大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現しSDGsの達成に貢献するためには、次世代を担う子どもたちや地域が夢や希望をもち輝くことが重要です。
文化活動等の啓発をより一層充実させ、伝統的な技術や素材の価値を改めて見直すとともに、新しい価値を提示することにより、区民一人ひとりが地域で安心して暮らし、学び、子育てできるまちづくりを推進し、循環型社会を目指して行く取り組みにおいて協力しながら実現していく姿はまさに「参加型万博」の形であり、参加者の皆が新たな「万博の主人公」となる姿を体現するとともに、「いのち輝く未来社会のデザイン」の実現に貢献します。