働くクルマの遠隔化で新しい働き方“遠隔操縦”を実現するProject

共創チャレンジ

2022.09.16

法人

チーム名ORAM Remo Drive
共創メンバーORAM株式会社
主な活動地域日本
活動テーマ科学技術、バイオテクノロジー / 地域活性化 / ものづくり、サービス / 防災・減災 / ロボット、AI / 働き方改革、健康経営、ワークライフバランス / Society5.0 / DX(デジタルトランスフォーメーション) /

私たちの共創チャレンジ

はたらくクルマ、“建設機械” や “物流車輛” の遠隔化。
新しい働き方 “遠隔操縦” を実現させ、現場作業の新しい働き方、これまでにない新しい職種による新たな雇用を創出し、人手不足に悩む現場労働環境の改善と、生産性向上を実現したい。
新しい働き方“遠隔操縦”を世の中に普及することで、人手不足が深刻な現場作業が存在する建設業や物流業など
での生産性を向上させます。
作業用車両の運転作業を遠隔化する という現場作業をリモート化することで、新しい雇用を創出します。
遠隔化技術を用いることで、ヒトと機械、現場作業の関係性に、新たな価値観を提案します。
これにより、何らかの理由により働くことが困難となった労働者に対して、新たな働く場を提供したり、過酷な現場労働
環境により、年齢や体力等の理由で引退せざるを得ない熟練オペレーターの職場復帰を促すことが出来ます。
ヒトと機械が協調しながら、ヒトの労働生産性を極限にまで向上させる遠隔化技術を開発することで、AI・自律ロボット
による無人化作業の働き方が実現社会においても、ヒトが現場で働く価値を提案します。

未来への宣言

“遠隔操縦”という新しい働き方を実現させ、現場作業の新しい働き方、これまでにない新しい職種による新たな雇用を創出し、人手不足に悩む現場労働環境の改善と、生産性向上の実現をめざします。

きっかけ

本プロジェクト代表は、大手ゼネコンや大手通信機器メーカと約10年間、建設機械の遠隔操縦技術・自律化の開発に携わってきました。
2021年ORAM創業にあたり、既存の建機・物流車輛に後付けする新たな遠隔操縦装置を開発し、また遠隔操縦の普及・施工効率を向上するための複数のアプリケーション技術の開発に取り組んでいます。
本プロジェクトでは、遠隔操縦技術の開発に留まらず、開発した遠隔操縦技術の社会実装、普及を目指し、通信業者様、現場施工業者様との連携をはかることにより、大阪と地方を遠隔操縦でつなぎ、労働力を通信する新たな取り組みを実施したく計画しております。
大阪・関西万博の建設を関西以外のエリアから遠隔操縦により参画・寄与するという 夢のあるプロジェクトの実現にも取り組んでいきたく考えております。

取組の展開

今後展開したい地域・方法まず始めは関西圏での遠隔操縦を実現、その後エリアを拡大し、日本全国区での遠隔操縦を目指しています。
共創を希望する方々ものづくり:
関西のものづくり企業をはじめとして、様々な製造業者様・システム開発業者様と力を合わせ、遠隔操縦システム
の開発・製造に取り組みたいと思います。

現場実証:
建設業、物流業において、現場作業を有する企業様と連携し、開発した遠隔操縦装置を現場導入頂き、遠隔
操縦という新しい働き方を、より良くする取組を進めたく思います。

現場導入:
遠隔操縦普及にあたり、共に現場の導入作業やメンテナンスをするフィールドエンジニアリング企業様と現場での安
全・安定した遠隔操縦技術の普及・供給を実現したく思います。

新しい雇用・人材:
働く環境/職場を探されている方々・労働人材の育成・斡旋をされる業者様と、遠隔操縦という働き方を労働人
材に対して共に導入・トレーニングを実現したく思います。

開発エンジニア:
我々が抱く遠隔操縦システムの開発に共感し、遠隔操縦システムの開発を携わるエンジニアとの共創を希望します。

ビジネスモデル:
遠隔操縦のある社会を実現する為のビジネスモデル・資本政策を共に企画・実行するスタッフとの共創を 希望します。

大阪・関西万博の開催を機会に、
RemoDriveに共感いただき一緒に働くクルマの遠隔化を推し進めていく仲間の輪を広げていきたいと思っています。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

働くクルマの遠隔操縦による新しい働き方を提案することにより、ハンディキャップがある方や遠方に出れない方に対して働く機会を提供したいと思っています。
今まで現場作業は男性中心であったものを性別を超えて様々なひとが挑戦できる労働環境のひとつになっていければ、と思っています。
また、現場に赴くことで発生する通勤や移動を緩和することによりカーボンニュートラルな世界を目指したいと思っています。人手不足に悩む現場作業を遠隔化技術により、生産性を向上し、現場事業者の収益改善・経営持続性を改善することを目指したいと思っています。

SDGsとの関わり

8番:働きがい・経済成長も
遠隔操縦システムと現場のインターネット回線をつなぐことで、現場に赴くことなく、オフィスや自宅から現場作業をすることが可能となります。
これにより、育児や介護、身体的心理的な理由がもとで外出での就労が困難な方でも、在宅で就労可能な新たな職業環境を提案することができ、労働人口の増加にもつながると考えています。

9番:産業と技術革新の基盤をつくろう
遠隔操縦システムを構成する技術を基礎として、5GやAI、ロボティクスなどの他の技術とコラボレーションすることで、
新たな技術はもとより、新しい労働環境や新たな労働人口の創出といった社会課題の解決にもつながると考えています。

11番:住み続けられるまちづくりを
地震や自然災害時にインフラの遮断や立地等問題よりすぐに復旧支援が困難な場合あったとしても、
現場に入ることができない作業員が遠隔から建機等を操作することで、迅速かつ効率的に支援が可能となります。都市部だけでなく、山間部や遠隔地のインフラを整えることにより、安定的・継続的な社会インフラを整えていきたいと思っています。

ORAMというスタートアップとして、関西発で遠隔操縦を事業化・社会実装を目指しています。

いま現在、大手通信機器メーカーや地方の施工業者にもこの取り組みに参画いただき事業を前進させています。

これからも多くの協力企業や多くの仲間を集めながら、地方から遠隔操縦を日本全国に広めていきます。

大阪・関西万博をひとつのきっかけとして、仲間とともに働くクルマの遠隔化という未来の在り方を創造していきたいです。

【お問合せ先】

活動に協力いただける方、関心のある方は、下記まで連絡ください。

メール info@oram.co.jp

電話  06-7777-1410

 

ORAM株式会社 担当者名 田中